今日はこんな疑問に答えていきます。
- 文系就職の特徴的な点
- 文系就職の難易度
文系大学4年卒の就職活動は厳しい。
目次
就職活動における文系と理系の違い
文系と理系の違い
文系の就活と理系の就活の大きな違いは、以下の二つです。
- 理系は…
- 推薦がある
- 技術面接がある
- 選考の時期で融通が利く
文系の就職活動では「学生時代に力を入れたこと」を中心に徹底的に鍛えていきますが、理系は技術面接で「自分の研究」について発表をするため対策方法も異なってきます。
また、文系の就活では、基本的に自由応募で各々自分の希望する企業に応募する一方で、推薦のある理系は推薦を受けた企業に対してのみ就職活動を行ったり選考の時期が理系の方が早かったり遅かったりといったことも起きます。
このように文系と理系では大きく就職活動の仕組みが違っているのです。
文系の就職活動は不利?
確かに理系に比べると文系の就職活動は不利です。理系が有利と言われている理由は以下の通りです。
- 専門人材の不足
- スキルを想像しやすい
逆に言ってしまえばこの二つのポイントさえ乗り越えてしまえば理系と同等で文系の就職では優位に立てるのです。
その方法としては、資格の取得、ガクチカや自己PRの深堀、コミュニケーション能力以外のスキルを示すことなどが考えられます。
詳しくは後述の文系就職で差をつけるにはを見てみてください!
文系の就職は厳しいのか
理系に比べると不利なだけではなく、文系の中でも就職活動で成功を収めるのはかなり高い壁です。
実際、多くの人は40社以上に申し込んでやっと数社内定を得るという状況です。
理由は下記の3点です。
- 文系は評価基準があいまい
- 文系は学チカが作りづらい
- 文系の職種は減っていく(需要の減少)
特に文系の学生として厳しいのが評価基準が「コミュニケーション能力があるか」といった抽象的な内容を学生時代に力を入れたこと等で証明しなければいけないことでしょう。
文系での就職活動の難易度については下記のURLを見てみてください!
文系での就職はできないのか:文系就職の難易度を大企業5社内定者が解説
文系の就職で学部はあまり関係ない
理系と違って文系はそれほど学部で区別をされることはないです。例えば早稲田では政治経済学部がトップで文学部や教育学部が一番下だという偏差値ランキングや学内ヒエラルキーがあるが、、学部名が政治経済学部だからその名前だけで採用されるということはありません。
大学名の違いと比べたら道端の小石くらいには些細なことなので気にするだけ時間の無駄です。
まあ大学名の違いもそれほど大きくはないですが(笑)早稲田でも一社も内定をゲットできずに就浪をした人を何人か知っていますし(笑)
大学の学部について、詳しくはこちらのURLでご覧ください!
大学の学部名は文系の就職でどれくらい影響を与えるのか!
大学名は?って方はこちらで早稲田大学の就職活動の厳しさについて記載!
文系の就職活動とは
では文系の就職活動の流れを見てみましょう!
就職活動の流れ
リクルートさんのモデルを参照すると、三年生の6月から就職活動が始まり、インターンシップを経て4年生の4月から6月にかけて内定を得るとなっています。
今では就職活動が現行の日程を廃止することが取り沙汰されていますが当分通年採用になるなど劇的な変化はないため、ある程度の目安としては考えるには十分だと思います。
こちらでは私の就職活動体験記を載せているのでよかったら参考にしてみてください。
文系の職種
文系の就職の場合、大半の人は総合職という名の営業になります。営業と聞くと鳥肌が立つって方。でも文系の就職者の多くが営業職に就くのにはこんな理由があるんです。
- 文系に開発はできないので売るしかない
- コミュニケーション能力は文系の方がたけている場合が多い
- 文系総合職の幹部候補として全体を俯瞰するのに営業は適している
ここで特に注目したいのは、将来の幹部候補生として文系総合職が見られており、そのためのファーストステップとして営業のスキルが求められているという点です。なぜなら、営業を行うと顧客だけでなく技術者や数字面における経営管理者など様々な視点で物事を見る必要が出てくるからです。
ですので一概に営業は嫌いだから他の職種を探すというのはもったいないとも言えます。
とは言っても営業の他にも文系で就職することは可能です。
営業以外の文系の職種は、「経営企画」「マーケティング」「購買」「人事」「経理」「法務」「総務」「生産管理」といった職種があります。
総合職ではなく職種別で採用を行っている企業が少ないことは事実ですが、それでも実は隠れた優良企業もあるので興味がある方はぜひ下記の記事から実施企業を確認してみてください!
文系の就職で職種別採用を行っている企業一覧(ソチさんのブログ)→こちら
文系就職で差をつけるために
文系就職ではガクチカの完成度が重要になりますが、正直ガクチカを作るのはなかなか難しいです。そこで私がお勧めするのは資格の取得です。
資格の取得は就活の成否に関係しないという方も多く私もある程度は同意見ですが、それでも資格は文系にとって就職活動を支える一つのツールになると考えています。かく言う私も資格のおかげで就職活動を変えることができた一人なのです。
ここら辺については下記の記事で「文系の就職に与える資格の影響」を解説しています!
そして何の資格を取れば良いか分からない人は、TOIECの勉強をしてみましょう。
TOIECはどこの業界職種でも役に立つ資格かつ全くのゼロからスタートする必要はないため、最もコスパの良い資格と言えます。
目標は高く800点!これ以上あると面接での印象もグッと良くなります。
私が860点を取得した際に使っていた単語帳はこれです!
就職活動の際に英語がどれくらい役立つのかは以下の記事をご確認ください!
文系の就職で英語の能力はどれくらい役に立つのか!TOEIC860点で就活に臨んだ私が解説!
ちなみに、資格まで持っているのであればOfferBoxの登録を強く勧めます。
文系の就職活動まとめ
それでは今回のテーマである文系の就職についてまとめましょう!
- 文系の就職は厳しい
- 自分の力がより重要になる
- 自分のアピールポイントを理解する必要がある
- 文系は営業がメイン
- 差別化のために資格を早めに取得