今日はこんな疑問に答えていきます。
- OfferBoxのメリットとデメリット
- OfferBoxからの内定体験記
実は、OfferBoxについて書いているサイトはかなり少なく、多くはOfferBoxそのものが書いた記事か、広告収入目当てのブログばかりになっているのが現状なんですよね…
そこで、ここでは何の色眼鏡もかかっていないOfferBoxのメリットや内定までのプロセスを知って、これからの就活に生かしてもらえれば嬉しいです!
「とりあえずOfferBoxで内定を獲得した体験記だけさっさと見たい!」という方は、『OfferBoxの内定体験記』をクリックすると該当箇所にとびます!
目次
OfferBoxとは
そもそもOfferBoxとは何か。こちらについては、まずはOfferBoxの公式サイトから確認してみましょう!
「あなたの人柄と採用したい学生像が合致する企業から、インターン・選考・面談のオファーが届く新卒専用の就活サービスです。 OfferBoxから送られるオファー数には上限を設けているため、企業はあなたの自己PRやエピソードなどのプロフィールを読み、1通1通厳選してオファーを送っています。」
とのことです。まあ、この通りなんですが少し分かりにくいでしょうか…
簡単に言えば、
プロフィールを書く⇒適性検査を受ける⇒後は放置するだけで
企業側からアプローチが来るということです!
もう少し分かりやすいように、OfferBoxで実際の私宛に企業から送っていただいたメッセージを見ていきましょう!
今回あなたのプロフィールを拝見させていただき、広い視野で改善点を思案・提案し行動する実行力が特に素晴らしいと思い、スカウトをお送り致しました。また、既に宅建をお持ちで、不動産にも興味がおありなのではないかと感じ、ぜひ一度お会いしたいと思っています。
以下
~会社の説明・日程調整~」
上記のような形式で大体メッセージが来ます。
およそ似たようなことを学生に送っているとしても何となく個別に来ると小躍りしたくなりますね。
実際にこの場合はガクチカや宅建の資格について言及してくださっており、一人ひとりのプロフィールを確認してから送っていることが分かります。
OfferBoxの登録企業データ
OfferBoxのサービスの次は、実際にどのような企業からオファーが来るのかを確認しましょう。
まずは気になる数値をピックアップ!
- エリア別:関東47%、関西47%、東海・北陸3%、その他3%
- 従業員数:100名未満54%、1000名以上11%
- 上場企業:15%
このように、OfferBoxは都市圏の100名前後の非上場企業が多くを占めている一方で、上場企業も15%登録されていることが分かります!
ベンチャー志望にも大企業志望にも使いやすそうですが、地方出身の就活生には少し厳しいかも。
OfferBoxに登録している有名企業
OfferBoxにはなかなか知られない企業が多いとはいえ、やはりどんな有名・大企業があるかは気になるところです。
実際にOfferBoxの公式サイトには、
- ネスレ
- 3M
- Microsoft
- カゴメ
- 資生堂
以上のような多くの有名企業が掲載されていました!
こちらが公式サイトに掲載の画像です↓
もっと詳しい掲載企業についてはOfferBoxの公式サイトからも確認できます。
OfferBoxのメリット
概要の次はOfferBoxのメリットとデメリットをご紹介します!
メリットは大きく分けて以下の6つです。
- 自分の情報を登録したら後は放置で勝手に企業からアプローチが来る
- 登録自体が自己分析・ES練習になる
- 知らない企業に出会える
- 非公開採用がある
- 自己肯定感が高まる
- 圧倒的な学生目線
どれも他の単なるナビサイトとは違ったメリットがあり非常に魅力的と言えます。
それでは簡単に5つのOfferBoxのメリットを確認していきましょう
OfferBoxのメリット1:放置でアプローチが来る
これは先ほども書いた通りですが、やはりOfferBoxの一番の特徴でありメリットであると言えます。
実際、OfferBoxのデータによると、
プロフィール入力率80%以上の就活生の93.6%がオファーを受け取ったそうです。
OfferBoxのプロフィール入力率80%以上の学生の中には、プロフィールの質が明らかに低い学生も一定数いたと考えられるので、普通に書いていればオファー必ず受け取れると言って良いでしょう。
私の場合も、OfferBoxに登録したのは3年の6月くらいでしたが、それ以降定期的にオファーは来ていました。
OfferBoxのメリット2:登録で自己分析・ES対策になる
OfferBoxに登録するだけで対策ができてしまう理由は以下の3点です。
- ガクチカや自己PRを一般的なESよりも詳細に書く必要がある
- ガクチカと自己PRには自分が写っている写真を添付する
- 無料で適性検査を受けることができる
OfferBoxで登録率を100%にするためには適性検査を受けた後に、複数のガクチカを記入する必要があります。
そのため、普段とは違った視点からじっくり考えることで、自己分析やガクチカ対策につながるのです。
これを面倒と捉えるか、自分で自己分析をする手間が省けると捉えるかは皆さん次第です。
ですが、一度自己分析や企業選びをした人なら分かると思いますが、かなり時間もかかるし手間もかかります。
その負担を効率的に解消できるのがOfferBoxだと思えばいいと思います。
OfferBoxのメリット3:知らない企業に出会える
企業からオファーが来るということは、自分のバイアスがかからないためそれだけ多様な業界と触れることに繋がります。
実際、私の場合も知らない企業から多くのオファーを頂き、その中には法律が生かせそうな仕事だったり自分の興味とマッチする会社もありました。
最終的にOfferBoxで内定を獲得した企業は有名ではありましたが、私の選択肢からは完全に外れていたので、言ってみれば新しい出会いでした。
OfferBoxのメリット4:非公開採用がある
どれくらい非公開採用があるかは分かりませんが、確実に”存在している”ことだけは断言できます。
なぜなら、私自身が一般のルートでは入れない部門にOfferBoxから内定を獲得したからです。
仮に非公開採用はなくても、選考がスキップされたり、人事からマンツーマンの説明会からスタートなど選考を受ける面でかなりの優遇があることは少なくないです。
私の場合は、担当の部門2人+人事2人の面談がOfferBoxからの選考のスタートでした(笑)
正直、部屋に入った時は緊張してちびってしまうかと思いました…
OfferBoxのメリット5:自己肯定感が高まる
多くの企業からオファーが来ることはそれだけで自分が褒められているかのように思えるものです。
就活中は「自分なんて…」と思う機会が多くなってしまいがちなので、精神安定剤として使ってみるのもいいかもしれませんね(笑)
実際、私も選考に落ちた時はOfferBoxを開いて新しい企業との出会いを求めると同時にオファーを見て心を落ち着かせていました。
OfferBoxのメリット6:圧倒的な学生目線
個人的に、OfferBoxは他の就活支援サービスと比べても学生目線に立ったサービスが多い印象です。
特に、新型コロナウイルスで就職活動に大きな影響が出た際も、
「OfferBox(オファーボックス)」において、一定期間内のオファーから採用したケースでは成功報酬の料金を無料とする、などの施策を実施しています。
また、他にも定期的にノベルティグッズを配布するなど、苦しい就職活動を少しでも楽しくすごしてもらおうという意識がビシビシと伝わってきます。
せっかくなのでTwitter上でのOfferBoxのノベルティグッズの評判を拾ってきました。
Offerboxさん、グッズ届きました、有り難うございます☺️モバイルバッテリーもカルタもいただけて嬉しいです!
Offerboxさんのおかげで既に何社かご縁をいただくことができました!
まだそこまで貢献はできてないけれど、アンバサダーとして今後も活動していきたいです!#offerbox #オファーボックス pic.twitter.com/WySki9tHt7— みーめる (@eiken_toeic_etc) January 23, 2020
ノベルティ頂きました!
本当に嬉しい😆
ありがとうございます!✨
(@Start_OfferBox ) pic.twitter.com/7pr8BxhjEJ— しろまる@22卒 (@_shiromarux) February 26, 2020
結構豪華なグッズですよね…笑
自分も先日モバイルバッテリーを買ったばかりなので本当に羨ましいです。
ここまでのサポート体制を敷いているOfferBoxを登録しないのは冷静に考えてもったいないですよね。
OfferBoxのデメリット
一方で、OfferBoxのデメリットとしては以下の3点があげられます。
- 自分の希望する企業に出会えるかは分からない
- 登録する情報が多いのでそれなりに時間がかかる
- オファーが来て満足してしまう
があります。
それではそれぞれについて具体的に見ていきましょう!
OfferBoxのデメリット1:自分の志望企業に出会えるかは分からない
当然ですが、逆求人ですので自分が希望する企業からオファーが来るかは運次第と言っても良いでしょう。
私の友人も多くが、希望の会社からオファーが来ることはなかったと言っていました。
ですが、できる限りプロフィールを充実させたり、希望の業界・職種がある場合は関連する資格を取って書いてみたりとできる限りの努力はできると思います。
実際、私も取得した宅建の資格に関連する不動産などの企業からは多くのオファーが来ました。
OfferBoxとは関係ありませんが、資格取得に関して3年から資格の試験なんてきつそうって方は、宅建とFP3級であれば1年以内に合格可能だということが分かってもらえると思います。
OfferBoxのデメリット2:登録に時間がかかる
これは逆求人を適正に機能させるにはしょうがないことですがOfferBoxのプロフィールを100%にしようと思うと2時間かそれ以上はかかると思います。
もちろん既にガクチカや自己分析がある程度固まっている場合は、かなり短くすることもできると思います。
とは言っても、一度ゆっくりとガクチカを振り返ること機会は就活をしていく上でもなかなかないので、メリットにもなるでしょう。
OfferBoxのデメリット3:オファーで満足
これはメリットの自己肯定感が高まることの裏返しでもあるかもしれません。
自分に多くの企業からオファーが来ることによって、自分が凄くなった気がしてしまうのです。
結果として、就活を後回しにしたり適当にやったりといったことが起きてしまいます。
そのため、OfferBoxは内定を獲得する良いツールであると同時に落とし穴にもなってしまうかもしれません。
OfferBox内定獲得体験記
OfferBox内定獲得体験記と書きましたが、正直それほどお伝え出来ることはありません。
なぜならOfferBoxは一度登録をしてしまえばこちらから行うことはほとんどないからです。
とは言っても何も書かないのも残念なので、OfferBoxから内定を得るまでを3ステップで表現していきます。
- OfferBoxに登録
- 放置
- 今の内定先からオファーが来る
念のため3ステップについて簡単に説明します。
ステップ1:OfferBoxに登録
私はオファーボックスを3年生の5、6月くらいに登録したはずです。
そしてOfferBoxに登録するのは良いのですがですが、1点気を付けてほしい点があります。
それは、
「他のESよりももっと自分らしさを出す」
と言うことです。
OfferBoxには現段階で198,000人もの学生数が登録しているため、一目で興味を沸かせるようなプロフィールや写真はあった方が良いです。
実際、OfferBoxを利用している凸版印刷の人事の方も
(OfferBoxのメリットについて)
1つ目は、学生がどういう働き方を望んでいるのかをシンプルに見ることができることです。
2つ目は、OfferBoxでは学生が写真と文章で「人となり」をより生き生きと表すことができるので、学生の熱量を読み手が感じ取れることが大きなメリットだと思っています。
(中略)
写真はとても印象に残りやすいですし、重要ですよね。
何かに集中している時の写真であったり、その人の本当の姿を表す写真だったりすると、人となりも見えやすいし、その学生が何に熱中しているのかが分かりやすくていいと思います。参考元:1通のオファーをきっかけに、夢が現実に:凸版印刷株式会社/就活コラム
リンク
とサイト内のインタビュー記事でおっしゃっています!
一部を抜粋したので全文の記事をご覧になりたい場合は参考元からご確認ください!
とは言っても別に何か凄い写真を載せるのではなく、スーツ姿はやめようね!って感じで思って頂ければ大丈夫です。
要するに、自分らしさを写真も使いながら全開で出していくことが必要なんですね!
ステップ2:放置
そして3年の前期に登録したオファーボックスは3月までずっと放置されました(笑)
ただ、放置は放置なのですが、これにも一応ポイントはあります。
それは暇があったらOfferBoxにログインをすることです。
なぜならOfferBoxの仕組みとして
- ログイン日が直近の学生が上位表示される仕組みになっている
- 最終ログイン日がプロフィール画面に表示される
とログインを多くしている学生が圧倒的に有利になるように設計されているからです!
確かにgoogleで何かを調べる際もトップページしか見ないですし、記事の更新が2014年とかで止まってる記事よりは2020年みたいに最新になっている方が見たくなりますよね!
この点はOfferBoxさんの公式Twitterでもしっかりと明言されています。
OfferBoxのプロフィールはすでに準備できていますか?💭
企業は学生のプロフィールから伝わる、個性や経験を重要視しています👀
ぜひ、3/2の就活広報解禁前に、オファーが届きやすい状態にしておいてくださいね☺️ pic.twitter.com/MTcBprmAJa— オファー型就活アプリ OfferBox(オファーボックス) (@Start_OfferBox) February 29, 2020
ステップ3:内定先からオファー
そしてとうとう3年の3月中旬、もう既に就職活動が解禁されてバタバタしている時にOfferBox経由で今の内定先からオファーがやってきました。
もともと興味はなかったですが、まあ有名な企業ですし、何より職種を限定した働き方に興味があったのでオファーを受けることにしました。
流れはこんな感じです。
- オファー受諾3日後に本社へ
社員の方から会社説明を受ける - 受けることにしたので普通の就職ルートで書類を出す
- 通過連絡がメールで連絡が来る
- 後は面談を2回、役員の方と1回お話をして内定
まあ最初に人事の人から説明を受けた後に、面接だったので正直そこまで面接では緊張しなかったですね(笑)
最初の説明の時がピークでした。。。
OfferBoxを実際に使ってみた感想
私としては、デメリットは大きく感じつつも(なかなか志望企業からオファーこない…)、
- 登録をする際にガクチカをしっかりと書け、それをその後流用できた
- そして何より今の内定先の企業から新卒非公開の求人が来た
のでOfferBoxは使って良かったと思いました!
また、私の大手志望だった友人はOfferBox経由で知った中小企業に魅力を感じ、大企業ではなくその企業に入社を決めると言った出会いもあったようです。
確かに、希望先からのオファーが来ないことは多くの知人・友人も悩んでいましたが、来るか来ないかもまさしくご縁という事なのかなと思いました。
正直、本サービスで希望の企業からオファーが来ることはかなりレアケースだと思います。実際、私の多くの友人も、全然いい所から来なかったしあんまり役に立たなかったと言っていました。(その点、私はかなり幸運でした…)
ですが、このサービスは登録するだけで自己分析・ES対策になりますし、知らない企業を知るという意味では業界研究にもなると思います。そして何よりも就職活動は冒頭で述べたように、可能性を1%でも広げていくある種の宝くじのようなものです。
なので、是非自分の可能性を可能な限り広げるためにも登録をお勧めしてみても良いんじゃないかなと思います。
そしてこれは余談ですが、オファーボックス経由での就職は1万円のアマゾンギフト券がプレゼントとなっており、それで就活中から欲しかったものがいくつか買えたのも密かに嬉しい点でした笑
他サービスとの比較
最後に本当に簡単に、他の就活サービスとの比較をしておきます。
- リクルート就活エージェント・・・最初にエージェントの方と面談をし、その後も電話でのES添削等を通しながら、完全に自分の好みに合った求人を紹介してもらえる。
私の場合は、管理部門の求人だけ紹介してもらっていましたが本当にどこも魅力的でした。
これを無料でやっていただけるのはありがたかったです。
唯一残念な所を挙げるとすれば、一人のエージェントの方が抱えている就活生の数が多いため電話面談が自動的に設定されたのは2度だけで、また直接あったのも一度だけで顔もはっきりと覚えていられなかった為、二人三脚とまではいかなかった点。(無料なのでこのサービスなので仕方ない点はあるが…) - doda・・・確かに優良企業からも来たが、オファーの数が多すぎて処理ができなくて見なくなってしまった。ただし、法務部などの紹介もあったため利用する価値は大いにあり。
- レクミー・・・超高学歴に絞っているのか、ほとんど企業からのオファーは来ず。
説明会は行くだけで早稲田生は2000円くらい貰えるので大好きだった - キミスカ・・・オファーの数は多いものの、大企業からは全く来ず。また、毎日オファーが来るため正直処理しきれない。しかし、本当に穴場企業を頑張って探そうと思う意志があれば有効に使えるかもしれない。
OfferBoxで内定獲得:まとめ
それでは「OfferBoxのメリットと内定体験記」のまとめをしていきましょう!
- 放置できる
- ES対策に良い
- 思わぬ出会いが
まあ無料でできる「宝くじ+おみくじ」の上位互換がOfferBoxって感じです!
登録することの損が全くないので少しでも可能性を広げたい人にはお勧めです!↓
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自己分析をしてみたことがある人は分かると思いますが、自己分析はかなり面倒です。
そして自己分析をし終わってできることとやりたいことが見つかったとしても、次の企業選びもまた面倒です。
OfferBoxを使えばこの自己分析と企業選びを一気に進めることができます。
まずは、一度考えてみてください。
そして今思いつかなければすぐにOfferBoxに登録しましょう。
OfferBoxは早くから登録してかないと損ですし、私自身もOfferBoxから内定を獲得したのでその効果は自信を持って保証します。