就活生も必見！グローバルニッチトップ企業100選の一覧と内容【最新版】

大企業も良いけど自分はニッチな分野で強みを発揮している企業にも興味があるな！

それならグローバルニッチトップ企業100選を見てはどうじゃ？せっかくじゃしこの記事では企業概要まで紹介するぞ！

 
優良企業を探そうと思うと必ず出てくる『グローバルニッチトップ企業100選（GNT）』ですが、意外と各企業の概要まで紹介しているサイトはありません。

そこで、この記事ではグローバルニッチトップ企業100選の名前だけでなく、簡単な会社情報などもお伝えしていきます！

隠れ優良企業を探している就活生や、大企業への投資では満足できない投資家の皆さん必見の記事にしました。
 
 

グローバルニッチトップ企業100選とは

グローバルニッチトップ企業の定義は下記のようになっています。

このように、グローバルニッチトップ企業になるには、売上が劇的に多いわけではないものの世界市場で一定以上の存在感を出していく必要があるのです。

そして実際に選定された企業の全体像はこんな感じです。（資料は経産省HPより抜粋）

世界市場シェア 43.4％、営業利益率 12.7％、海外売上⽐率 45.0％って冷静に化け物ですね(笑)

では具体的に、就活生視点ではグローバルニッチトップ企業にはどのような魅力があるかを簡単に解説します。
ちなみに、選考の要素には定義の他にこのようなものもあるそうです。（重視したポイント）

GNT魅力１：独自の事業展開ができている

グローバルニッチトップ企業の魅力は何と言っても、ニッチな市場を開拓し、独自の事業展開ができていることでしょう。

独自の事業展開をしているということはそれだけ、営業利益率など財務状況も安定します。

もちろん、大企業が入ってきた場合のリスクなどもないわけではありませんが、企業経営にリスクは付きものなのでそこを心配してもあまり意味はないでしょうし、過度に心配する必要がない企業がグローバルニッチトップ企業100選に選ばれていると言えます。

GNT魅力２：チャレンジング

ニッチなら安定してまったり働けるかと言ったら必ずしもそうではありません。

むしろニッチだからこそ挑戦していかないと淘汰されてしまうこともあるのです。

またグローバルニッチトップ企業は比較的従業員数が少ない企業が多いので、それだけ自分でアクションを起こして企業に貢献できるという点もあります。

ニッチ≠ぶら下がれる。ここは抑えておこう！

GNT魅力３：成長性も十分

そして、経産省の調べによると今回選ばれた企業は全体として2倍前後の成長性が見込まれています。

これが実際のPPTです。

もちろん、確実な未来などありませんが、自分がチャレンジングに働けて、その会社が成長する見込みが高いならやりがいも大きいですよね！

グローバルニッチトップ企業100選の一覧

それでは早速グローバルニッチトップ企業100選に輝いた企業の概要を調べてみましょう！

ここでは下記の項目を中心に紹介しします。

特に、地元や地方での就職を考えている人は所在地にも注目してみてください。

地方にも素晴らしい企業は沢山ありますよ！

GNT1社目：ミクロン精密

ミクロン精密は心なし研削盤の国内シェアが40％を超えています。

心なし研削盤とは、超絶ざっくりに言うと何かしらの部品を超絶まん丸（真円）にする装置とのことです。

今後の展望については、自動車向けが過半とのことですが、自動車のどこに使っている部品なのかは分からなかったので何とも言えません(笑)

技術に詳しい人がいたら教えてください。

心なし研削盤について、具体的にはミクロン精密さんがYoutubeで詳しく解説していたのでそちらをご覧ください。

GNT2社目：レオン⾃動機

レオン自動機は、練り技術を基礎に食品成形機を展開している企業です。

包あん機とはこのようなものを指すそうです。

レオン自動機では他にも食品を作る際に欠かせない機器を多く販売しています。

もしかしたら皆さんが良く行くあのお店でも使っているかもしれませんね！！

GNT3社目：関東精機

関東精機は工作機械･半導体製造装置･産業機械メーカーとして生産現場の高品質化・効率化を支えています。

関東精機が開発した液温自動調整装置(温調機)は、最先端テクノロジーで半導体露光装置の開発をリードする株式会社ニコンにも採用されるなど技術力が光っています。

このニコンとの取り組みはとても興味深かったので良ければHPで見てみてください！
＞＞関東精機HP

GNT4社目：フコク

フコクの中心商品であるワイパーブレードラバーは世界OEMシェアでも約40%と圧倒的なNo.1を記録しています。

新⾞装着⽤ワイパーブレードラバーとは四輪⾞新⾞に取付けガラス⾯を拭くワイパーのゴム部分のことを指すらしいです。

あのキュッキュする部分ですね(笑)

他にもブレーキ製品や防振製品など、圧倒的に高いシェアを誇る製品が多数あり、自動車向けを中心に高い技術力を評価されています。

GNT5社目：ＮＩＴＴＯＫＵ

『自動巻線機システム』業界のシェアで世界No.1を誇るトップメーカー。

日々の生活を潤す最新家電やスマートフォン、ハイブリットカーなど、エレクトロニクス製品すべてに共通するのが、電流を流すコイルです。

そして、そのコイルをお客様のニーズに合わせて製造できるような設備を提供しているのがNITTOKUということです。

こちらが具体的な製品になります。

GNT6社目：industria

industriaは埼玉県にある会社ですが、あまり情報がありませんでした…

industriaさんが扱っているエレメントレスフィルターとは、⾃動⾞⽣産プロセス等に貢献する「⽔の再利⽤装置システム」とのことです。

残念ながらまだ、大体的に採用を行っている様子は見受けられませんでした。

ただ、技術力は間違いないと思うので埼玉県在住の方を中心に一度詳しく調べてみても良いのではないでしょうか？

GNT7社目：ジャムコ

旅客機化粧室、厨房設備の世界大手。航空機分野のスペシャリストとして空の旅をサポート。

ジャムコは航空機ギャレーで世界40％、航空機ラバトリーで50％ほどのシェアを獲得しています。

ただ単に快適さだけでなく、安全性も兼ね備えた技術力で空の旅を支えています。

こちらが、航空機ギャレーになっています↓（カッコいいい…）

GNT8社目：ユニオンツール

ユニオンツールは世界シェアトップのPSBドリルを中心に、直線運動軸受、エンドミル、測定機器などを販売しています。

プリント配線板⽤超硬ドリルは、電気製品等の基板の⽳あけに使⽤されています。

特にユニオンツールでは髪よりも細いドリル（0.05mm）の量産を実現するなど高い技術力を保持しています。

GNT9社目：ナブテスコ

モーションコントロール技術(モノを精密に動かし止めるテクノロジー)を中核に、世界トップクラスの機械・電子制御技術を駆使し、あらゆる移動・生活空間に安全・安心・快適を提供。

ナブテスコでは精密減速機の他にも航空機の三次元の動きを正確にコントロールするシステムでほぼ100％、ブレーキ装置やドア開閉装置でもシェア50％以上も占めるなど幅広い分野で世界シェアトップとなっています。

また、ナブテスコは日本初の自動ドアメーカーとして今でもシェア50％以上という顔も持っています。

GNT10社目：THK

機械の直線運動部の“ころがり”化を独創的な発想と独自の技術により実現し、今ではそのシェアは国内約70％、世界でも50％超にもなっています。

ちなみに、直線運動のころがり化というのは下記のような写真を指すようです。

いわゆるベアリングというと日本精工なども有名ですが、日本精工は左側の円形の方に強みがあります。

ここら辺の技術的な話はかなり分かりやすく、THKさんの方で動画や文章で説明されていたので気になった方は見てみてください！

＞＞グローバルニッチトップ企業THKのHPを見る

GNT11社目：⽇機装

産業用特殊ポンプ・システム、医療機器、航空機部品などで日本初世界初の製品化多数。

日機装では、発電所用の水質調整システムや、炭素繊維強化プラスチック（CFRP）製の航空機部品、血液透析装置日本で初めて製品化。

さらに、世界のオイルメジャーや大手石油会社、エンジニアリング会社に向けた特殊ポンプ・システムをはじめ、世界各地で運航されている航空機に向けたCFRP製航空機部品、世界各地に展開している血液透析装置など、それぞれの産業分野で高いシェアをもつ製品を有するに至っている。

＞＞グローバルニッチトップ企業の日機装HPを見てみる

GNT12社目：日進工具

精密金型や工業用の切削工具である超硬小径エンドミルに特化

日進工具では、部品の精密な加工などに使われるエンドミルを製造販売しています。

日進工具のエンドミルは髪の毛にすら文字を彫ることができるなど非常に卓越した技術力を持っています。

＞＞グローバルニッチトップ企業の日進工具HPを見てみる

GNT13社目：小森コーポレーション

「印刷機械」の製造・販売を行う機械メーカーでKOMORIは国内唯一の紙幣印刷機械メーカー

小森コーポレーションでは商業用印刷機を中心とした業界リーディングカンパニーです。

その技術は海外でも認められており、海外売上高比率は約70%と高いものになっています。

小森が扱っている商業用印刷の立ち位置は下記のようになっています。

このような商業用印刷機を凸版印刷など大手の印刷会社なども含め幅広く販売しています。

GNT14社目：ユナイテッド・プレシジョン・テクノロジーズ

ユナイテッド・プレシジョン・テクノロジーズ株式会社は電子部品に欠かせない、微細・精密な金属成形を得意とする企業グループの持株会社

ユナイテッド・プレシジョン・テクノロジーズでは残念ながら、大々的に新卒採用は行っていないようです。
（しっかり調べればあるのかも）

ただ、ハイエンドスマートフォンのカメラに採用されている光学式手振れ補正向けのスプリング分野では世界トップシェアなど素晴らしい技術を持っている企業であることは間違いありません。

もし、興味があれば直接企業に連絡してみるのも１つでしょう。

GNT15社目：⽇本分析⼯業

分離精製装置（リサイクル分取液体クロマトグラフ）など、先進的な分析機器を民間企業だけでなく官公庁や大学の研究所などにも提供している

⽇本分析⼯業では残念ながら、大々的に新卒採用は行っていないようです。
中途採用であれば、数は少ないながら定期的に行っているようですので、もし転職先を探している場合は、動向をチェックしてみても良いかもしれません

GNT16社目：環境経営総合研究所

使い捨てプラスチック削減のための紙のパウダー化技術、合成樹脂との均一混練技術は、いずれも世界で唯一の技術。

環境経営総合研究所では残念ながら、大々的に新卒採用は行っていないようでが、通期採用は実施中のようですので、
もし就職先を探している場合は、就職先をチェックしてみても良いかもしれません

GNT17社目：碌々産業

スマートフォンやパソコンなど高性能電子機器を成型する金型や部品加工のための微細加工機を製造。

碌々産業では残念ながら、大々的に新卒採用は行っていないようですが、通期採用は実施中のようです。
まさに日本のモノづくりを陰ながら支えられるポテンシャルがあると思いますので、もし就職先を探している場合は、就職先をチェックしてみても良いかもしれません

GNT18社目：モリカワ

産業活動で必須だが環境への負荷がかかる有機溶剤ガス（フロンなど）を「圧縮深冷凝縮方式」で99％以上の除去を行う設備を製造している。

碌々産業では残念ながら、大々的に新卒採用は行っていないようです。
もし気になったら問い合わせ窓口の連絡先へ聞いてみましょう！

今はここまでとなっているが、日々更新をしているから少し待って欲しいのじゃ！！

そして自己分析をし終わってできることとやりたいことが見つかったとしても、次の企業選びもまた面倒です。

OfferBoxを使えばこの自己分析と企業選びを一気に進めることができます。

まずは、一度考えてみてください。

そして今思いつかなければすぐにOfferBoxに登録しましょう。

OfferBoxは早くから登録してかないと損ですし、私自身もOfferBoxから内定を獲得したのでその効果は自信を持って保証します。

OfferBoxに登録してみる