学チカの個数はいくつがベストか?

夢をかなえる 就職



大隈重信
学チカっていくつ用意しておけばええんじゃ?

今日はそんな大隈さんの疑問に答えていきます。

この記事で分かること
  • 学チカの個数
  • その内容

 
では早速見て行きましょう!学チカは就職活動では必須です!!
 
 

学チカは2個以上が望ましい

two
まず、学チカは一つでも大丈夫。本当に大事なことは内容なので。

その上で学チカの数は二つ以上あると安心です。

その理由をお話しする前に、まずは「学チカとは何か」について簡単におさらいしましょう

ガクチカとは?

そもそもガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」を省略した語です。

学チカでチェックするべき点は以下の3つです。

  • 学生時代の定義
  • 未来を示す
  • 話すこと全ての根拠づけ

まず初めに、学生時代の定義ですが、これは「大学時代が望ましい」と言われています。
とはいっても高校時代の話でも問題はないのでケースバイケースといった形ですね。
この点については後で詳しく解説します!

次に、未来を示すとは、就活生はよく学生時代に力を入れたことを単なる過去の出来事として話しますが、本来は未来の姿を想像してもらうために話すのです。

最後に、学チカは面接で話したこと全ての根拠になります。そのため、出来る限り話す内容とガクチカはどこかでリンクできるようにしましょう!

学チカが2つ以上の理由

学チカが二つ以上あると良い理由は端的に言えば、「面接官が2つ目も聞いてくるから」です。

そして面接官が学チカを2つも聞いてくる理由はこの3つです。

  1. 根拠が弱くなる
  2. 姿が見えない
  3. 横断性を見たい

ではそれぞれ見て行きましょう!

理由1:根拠が弱くなる

学生時代に力を入れたことは「未来を示すために使う」と言いましたが、その未来を示す根拠が1つだったらどうでしょうか?

やはり本当にその未来を信じて良いのかわかりませんよね。

レポートでも一つの引用しかないと本当に正しい内容なのか心配になってしまうのと一緒です。

ただでさえ就活生は嘘をついてでも内定をゲットしようとするので、判断材料として複数の学チカが必要になるのです。

理由2:姿が見えない

当然ですが情報が多ければその分相手のことが理解できます。

自己紹介でも、サークルの話だけで終わるのか、専攻やアルバイトの話まで聞くのかで相手への親しみは変わってきますよね!

なので出来ればジャンルの違うような2つの学チカを展開できると面接官もあなたのことをもっと理解してくれるでしょう。

横断性を見たい

一つ目の学チカと他の学チカで関連性を持たせた解決策がとられているかを知りたいのです。

成功や失敗を他の経験にどのようにフィードバックして前に進んでいくことが出来るかということは社会人にとって大切なスキルですからね。

もちろん、内容自体を同じにすると挑戦心が無いように思われたり飽きられたりとデメリットが多いです。
なので自分が得た能力や気づくなどを活かして他の新しいことにチャレンジしたというようにするようにしましょう!

学チカを3つにするのは難しい

2つ以上と言いましたが学チカを3つ用意するのはそれほど勧めません。

その理由は単に薄くなってしまうし、練習もできなくなってしまうからです。
また面接も30分から1時間が大体のため3つも話す時間はありません。

学チカの使用シーン


大きく分けるとガクチカは以下の3つに分けて使用することになります。

  1. 単純に学生時代に力を入れたこととして話す
  2. 周囲を巻き込んだ経験(=リーダーシップ)
  3. 自己PRの説明

単純に学生時代に力を入れたこと

これは自由に書いて大丈夫です。モチベーショングラフやロジックツリーを丁寧に使いながら深掘ってください

学生時代に力を入れたことを書いていく際には以下のことに注意して書いていきましょう!

  • 結論→理由→具体例→結論の流れ
  • 誰でもイメージできるように
  • 得た能力や気づきは何か
  • 数字を入れる

周囲を巻き込んだ経験(=リーダーシップ)

大体の場面でこれは聞かれます。

一番注意しなければいけないことは「リーダーシップは周りの中心になるだけではない」ということです。

縁の下の力持ちであってもリーダーと呼べるのです。
自分にはリーダーシップの経験がないと思っている方は「リーダーシップとは何か」について勉強してみましょう!

そしてそのような経験は何を元にしても大丈夫です。
例えばこんな環境があるでしょう。

  • アルバイト、長期インターン
  • サークル
  • ゼミ
  • ボランティア
  • 海外留学
  • 起業

自信があればどんな環境の話でも大丈夫です!サークルの話は面接官も飽きてるだろうから、あんまり自信がないけどボランティアの話にしておこうといった逃げはやめましょう!

  • 短期インターンシップだけはやめること
  • 利益を出す必要はない
  • 年齢などできれば異なった人との環境
  • このことには注意しよう!

自己PRの説明

リーダーシップ経験と同様に強みは何かと言われることがあります。
特に強みは人と同じになりやすいためできれば一つではなく他のエピソードからも伝えられると良いでしょう。

まとめ

それでは今回のまとめをしましょう!

  • 学チカは2つ以上
  • 面接官も聞いてくる
  • 色々な話に関連付ける
大隈重信
学チカ2つを元にして話を展開していくのじゃな!