- 宅建登録実務講習の受講の際にに必要なこと
- 宅建登録実務講習の2日間の流れ
「宅建受かった!さあ仕事に生かすぞ!」このように思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、試験に合格しただけでは宅建士として仕事は出来ません。
もちろん、これくらいのことは試験を合格された皆さんならご存知ですよね…?
そう、試験に合格した後に実務経験がない方は登録実務講習を受ける必要があるのです!
しかし、宅建に合格する方法などは沢山ブログで紹介されてるのに、この登録実務講習の詳細は全然出てこない…
ということで、今回私自身が登録実務講習に行ってきたので時系列順にじっくりと本講習の内容や流れをご紹介したいと思います!!
今回はLECの登録実務講習を受講しました。ネットの評判通り、特筆すべきところはありませんでしたがすんなりと合格できたので満足でした。
目次
宅建登録実務講習の概要
登録講習の流れをご紹介しますと言いましたが、まずは本教習の概要をご紹介します。
今回ご紹介する講習の正式名称は、登録実務講習といいいます。
登録実務講習とは公式サイトによると、
宅地建物取引士試験の合格者が資格登録を受けるためには、宅建業に関する2年以上の実務経験が必要です。実務経験が2年未満の場合、この講習を修了することにより「2年以上の実務経験を有する者と同等以上の能力を有する者」と認められ、資格要件を満たすことができます。
とのことでした。
要するに、実務経験がない人は試験合格後にこの講習を受けないと取引士として登録はできないよってことなのでおそらく多くの人が受けに行くものになるでしょう。
とまあご説明しましたが、これは試験勉強でも真っ先に出てくるところなのでまあ当然だろうって感じですね。
では前置きはこれくらいにして本題の「登録実務講習の流れ」についてお伝えします!
まあ、わざわざお伝えするほど何かがあったわけではないのですが知らないとどうしても不安になりますからね・・・
登録実務講習の受講を決めた
私が宅建の登録実務講習の受講を決めた理由は、宅建受講後1年以内の期間が過ぎてしまいそうだったからでした。
ご存じの通り、宅建は合格後1年以内であれば知事への登録は今回ご紹介する「登録実務講習だけ」で良いのですが、1年を経過してしまうと登録実務講習に加えて知事の講習も受けなければならないのです。
私は単純にできるだけ講習は受けたくなかったのでなるべく早く登録実務講習を受けようと思っていました。
そして、登録実務講習はいろんな資格学校が実施していますが私はLECの登録実務講習を受けることにしました。
理由は、
- どこでも講習の内容自体は変わらなさそう
- 大手だから潰れて証明書の再発行が面倒になることもなさそう
- 実施日が複数あって一番ちょうどいい日にあった
特に、大きかったのは実施日がちょうどよかったことですね。
他の登録実務講習を実施している学校は、交通の便が悪いところにあったり1年に2回しかやってなかったりしたので少し選びづらかったです。
その点、LECは場所も日程も豊富で自分のスケジュールにあった登録実務講習を選ぶことができました。
登録実務講の教材が届いた
申し込みから2週間くらいで登録実務講習の教材が届きました。
一応読んでみようと思いましたが単純に面倒になり3ページ目で断念。
ネットの口コミにCDだけでも読んでいくだけで全然違う!って書いてあったのでCDだけ早送りで見ることにしました。
ぶっちゃけ、CDすら見る必要はなかったな~と思うので、暇すぎて死ぬ人以外は見ないで大丈夫だと思います。
それくらい登録実務講習の難易度は低いです。
登録実務講習1日目
【9:20】
到着!集合は9:40でしたが遅れると失格らしいので早めに到着しました。到着後は自由に席に座って待機。年齢層は20代から50代くらいまでで大学生は自分一人だけでした。
ちなみに、私が受けた場所はLEC池袋本校です。↓↓
【9:40】
講師の方が教室に来て出欠を取ります。出欠といっても点呼ではなく届いた受講証と顔写真付きの身分証明書を机の上に置いておくと講師が来て勝手に照会してくれました。後は10:00の授業開始までフリータイムです。
【10:00~11:30】第一回目前半
とうとう授業開始です!どんな授業なんだろう…
・・・
・・・
「ね、眠い…笑」
第一回目前半は完全な座学のため異常に眠いです笑
私の場合は送られてきた通信講座(DVD)も一応前日に見るだけ見といたこともあって本当に何も新しいことがない。
ただただ講師の方が「マークしてって言ったところから出るよ」とおっしゃていたのでマーキングだけ続ける作業でした。イメージとしては運転免許の学科をもっと緩~くした感じをイメージしていただけると分かりやすいかもしれないです。学科は辛うじて教官が厳しいので我慢できましたが、講師の方が優しいともう…
はい、何とかこのタームを乗り切りました。
10分間の休憩がやってきました。
【11:40~13:10】第一回後半
後半になると演習ワークブックで少し手を動かしたのでまだ眠気は我慢できました。
寝ないようにパンをかじりながらの授業でした笑
え、飲食なんてして良いの??って思ったそこの方!
良いんです!講師の方が眠くならないようにガムとか周りに迷惑にならない程度のおにぎりだったら食べて良いよ~って優しさMAXでした!ということでこれ以降はパンをかじりながらの挑戦になります。
そしてここでお昼休み!!
【13:10~14:10】
待ちに待ったお昼休み!!この時間だけが唯一の楽しみです。
今回は限られた時間でしたがあまり行ったことがない場所だったので軽く散策をして、いい場所を見つけたらそこでお昼を食べることにしました。
そして歩くこと3分…
見つけました(早い笑)
割と広くておしゃれな公園でした↓↓(開放的過ぎて半裸で寝そべってる人も多数…笑)
こんな感じで新しい場所でのんびりするのは良いもんですね!
30分少し経ったら遅れて失格になるのが怖いので教室の方に戻ります笑
【14:10】
第二回前半始まり授業開始前に講師が昼食後だし寝てもしょうがないねと言っていたので、心が緩み爆睡。小一時間寝たので、目はぱっちり!
これ以降は特に何もなく18:00で1日目は終了です。
この時間帯の電車は混んでて帰るのも疲れる…
登録実務講習2日目
2日目になりました。
昨日と同じように出欠をとり授業開始!
【10:00~11:30】
今日は修了試験がある。ということで少し緊張していたのですが、冒頭に先生が「今日はね、後半でやるところが大事だからね、そこだけしっかり聞いといてくれれば午前はのんびりしてて大丈夫ですよ~」って言ったことで集中力ダウン↓
眠気との戦いが始まりました笑
そして、お隣さんは寝ている…かと思ってみていたら起きて本読んだりスマホ見たり…
まあ、割と堂々とやられていました笑
【11:40~13:10】
この時間が眠気のピーク。寝ないために、ずっと抱えていた課題の解決策考えながら授業を聞いていました。笑
早くお昼休憩になることを祈るばかり…
【13:10~14:10】
お昼休みになりました。昨日見つけた場所が気に入ったのでコンビニでおしゃれなサラダパスタを買ってGO!
カップルが昨日より多かったのが少し気になりましたが、まあそれも微笑ましく思いながらのんびりと時間を過ごす。
【14:10~】
ここからは試験の記述問題でよく出るという事だったので一応しっかり聞いていました。
内容は、売買契約書と重要事項説明書の作成でした。ちなみに記述と言ってもなにか単語の説明をするわけではなく、空欄に単語を入れるもので、その単語も該当箇所にまとめて書いてあるので本当に書き写すだけでした。
【17:10~18:10】
やっとの思いで修了試験。
ですが問題はものすごく簡単。どれくらい簡単かって?
例えば、「宅建士は、専門家なので依頼者のことは気にせずどんどん進める」
→〇か×のどちらでしょうか?みたいな問題です。誰でも分かりますよね、そりゃ依頼者のことも気にするだろ!!ってことで×
こんな感じで問題を解いていくと20分くらいで終わったので、途中体質をして帰宅。
※ちなみにテキストも念のため1回見たくらいで正直見なくても全然大丈夫でした!
じゃあ授業きかなくて良いじゃん!というのは言わない約束。笑
登録実務講習の難易度
今まで見てもらった人なら感じていただけると思いますが、登録実務講習の難易度はかなり低いです。
その理由をおさらいすると以下の3点になります。
- テキストが見られる
- 授業中に出る箇所が教えてもらえる
- そもそも論、問題自体も大して難しくない
これでもイメージしづらいよ!って人は運転免許の免許の学科に教科書持ち込めたらどうかを想像してみてください。
学科に教材を持ち込めたら落ちる気しませんよね(笑)
こんなもんです。
なので心配する必要はまったくありませんよ~
講習を終えて
こんな感じで登録実務講習が終わりました!まあ本当に行けば大丈夫な講習で、通信講座のDVDも見なくてもどうせ授業で同じところをやるので大丈夫です。
かと言って行く必要がないかと言えばそうではなく割と参考になる情報も多くあったので、ちょっと雑学仕入れに行くかってくらい気楽な気持ちで遅刻だけには気を付けて頂ければ登録間違いなしです!
皆さんが輝かしい宅建士人生送れるよう少しでもその入り口でこのブログがお役に立てれば何よりです!これからも頑張りましょう!!
宅建を合格して実務者講習まで終わらせた皆さんにはFP3級の取得もオススメです!
FP3級は宅建実務者講習まで終わらせた皆さんであれば20時間くらい独学で勉強すれば受かるはずです!
独学での勉強の際はこちらの記事もご覧ください。
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