【保存版】優良企業とは?優良企業の探し方からランキングまで大公開!

優良企業とは?優良企業の探し方からランキングまで大公開! 企業研究


大企業じゃなくて優良企業を中心に就活をすることに決めたよ!
大隈重信
どうしても企業名を重視してしまって、優良企業は見逃しがちじゃからな…
今日はこんな疑問に答えていきます。
この記事で分かること
  • 優良企業探しに使える指標
  • 優良企業の探し方
  • 優良企業31選

 
就職活動を始めると大企業だけでなく優良企業を探したいという方が増えます。

そこで本記事では優良企業の探し方と具体的な優良企業をご紹介します。

※「とりあえず、具体的な優良企業を教えろ!」という人は、『優良企業31選』をクリックすると該当箇所を確認できますよ!

目次

優良企業の指標

優良企業とは
まずは「あなたなりの優良企業」を決める必要があります。

というのも人によって何を重視するかは異なるので、そもそも優良企業の定義は人それぞれになるからです。

例えば、「とにかく大きな責任の中で成長したい!」という人とっての優良企業が他の人に取ってはブラック企業に見えるなんてことはザラです。

そのため、自分なりに優良企業と言える条件を3つくらい用意してその条件に合致しているかを考える必要があります。

そこで、ここでは参考として一般的に優良企業の条件とされる8つの条件をご紹介します。

  • 財務状況が良い
  • 継続的な成長を遂げている
  • 圧倒的な技術力がある
  • CSRやESGに力を入れている
  • 社員のストレスが少ない
  • 働き方の柔軟性がある
  • 年収が高い
  • 定着率が高い

参考:『優良企業の特徴とは? 知っておきたいポイントと見つけ方!』

ここら辺を参考にしながら自分にとってどのような企業が優良企業と言えるのか考えてみてください!

それでは具体的に一つづ優良企業の”条件”を見ていきましょう。

優良企業とは:財務状況が良い

優良企業と言えるための第一条件と言っても過言ではない財務状況ですが、具体的には以下のような指標が参考になります。

  • 利益率が業界平均以上
  • 自己資本比率が50%を超える
  • ROEが10%を超える

ROEとは、「企業が自己資本に対してどのくらい効率よく利益をあげられているかを判断する目安」として優良企業の判断材料の1つになり、計算式は以下の通りです。

ROE(Return on equity)=当期純利益÷自己資本×100
=1株あたり当期純利益(EPS)÷1株あたり純資産(BPS)×100
参考:BOGTRADERS『ROEとは?ROEから優良企業を見つける方法

当然、ROEが高いことは自分が所有している財産を効率的に生かして利益を生み出していることになるので優良企業の可能性が高くなります。

一般的にはROEが10%を超えると優良企業とされ、著名な投資家であるバフェットはROEが15%を超えている企業を中心に投資をしているそうです。

PERと優良企業の関係

ROEと似た言葉でPERも聞いたことあるけどこっちも優良企業選定に使えるの?

結論から言うと、PERと就活生目線で優良企業であるかは直接の因果関係はありません。

そもそもPERでは、「企業の収益を基にした実態と投資家からの評価の差」を理解することができます。

よくPERでは株価が割高か割安かどうかが分かると言われますが、それは上記の理由からです。

念のため、理屈を説明すると以下のようになります。

PERとは、「今の株価が“1株当たりの純利益”の何倍なのか」を示す指標です。
PER=株価÷一株当たりの純利益
そのため目安のPERよりも実際のPERが低い場合は、「その企業の株価は実際の1株当たりの純利益と比較して低くなっている」ことになります。
そして株価が純利益に比べて低くなっているということは、それだ現在の株価は市場から低く見積もられていることになります。
参考:ザイ・オンライン『「PER(株価収益率)」の意味をやさしく解説!株初心者でも、その株が「割安か、割高か」がわかる大事な指標「PER」の「意味」と「使い方」とは?

そのためPERは投資家向けの指標と言え、就活生が優良企業を判断する際に直接使える指標とは言えないでしょう。

ちなみに、業界によって異なるものの上場企業のPERは15倍が平均らしいので、明らかに低かったり高かったりする場合はその理由を考えてみるのも良いでしょう。

投資するときになったらPERに注目したら良さそうだね!

格付けと優良企業の関係

財務面とは若干離れますが企業を評価する指標としては専門機関が実施している格付けを参考にすることもできます。

「○○社がAAAを獲得!!」みたいなニュースを聞いたことはあると思います。

あれが格付けです。基本的にニュースになる格付けは海外が実施しているものですが、日本企業でも「日本格付け研究所」で確認できます。

ただし、優良企業を調べる際に格付けを利用するには注意しなければならないポイントがあります。

  • 格付け機関によって評価が違う
  • 格付けへの信頼性が薄れている
  • 隠れ優良企業は対象外になりがち

格付けの信頼性についてはリーマンショックでも問題になりました。

実際に、格付け機関は格付け対象からも収入を得ており、利益相反が起こるため公正なビジネスにならないとの指摘もあります。

そして、優良企業を探している就活生にとって一番の問題は、「隠れ優良企業は対象外になりがち」ということでしょう。

そのため、優良企業を探す際に格付けを使う優先順位はあまり高くありません。

優良企業とは:継続的な成長を遂げているか

財務状況が良くても継続的な成長をしていなければ意味はありません。

そこで重要となるのが同業他社と比べた際の成長率です。

たとえA社が20%以上の成長を遂げているとしても業界全体が毎年50%の成長率だったらA社を優良企業と言うのは難しいですよね。

優良企業とは:圧倒的な技術力がある

現段階で圧倒的な成長を遂げていても他社に真似できない技術力がなければあっという間に追いつかれてしまいます。

正直な所、就活生が個別企業の技術力を見定めることは難しいですが一例としては特許件数を見ることがおすすめです。

特許件数については、特許ランキング特許庁発行の公報に基づくランキングで検索をすることが可能です。

企業名からの検索もこのような形になっているので結構使いやすいです。

さらにこれに加えて、特許の質を見るために株式会社パテントリザルトの『特許競争力ランキング』などを見ると良いでしょう。

優良企業とは:CSRやESGに力を入れている

ここを優良企業の条件としてどこまで重視するかは就活生次第ですが、ある程度力を入れている企業の方が持続可能な成長を描きやすいのは事実です。

また、投資家からもこの分野は重視されており、むしろESGの分野に取り組まない企業は取り残されてしまうとも言えます。

実際、2018年時点でのESGの市場規模は世界で30兆ドル、日本ではそのうちの7%なので2兆ドルもの市場規模を誇っています。

今後も加速度的に市場規模は広がっていくことが予想されているためこの流れに対応できる企業は余力の面も含めて優良企業と言えるでしょう。

CSRやESGについてはコーポレートサイトで確認することができるので、「企業名+ESG」などで検索してみてください。

優良企業とは:社員のストレスが少ない

これは定性的な基準なのでなかなか判断が難しいので意外と置いてかれがちですが結構大事です。

社員のストレスについては、OpenWorkや社員訪問で福利厚生などと併せて確認すると良いでしょう。

面接の際には聞きにくいかもしれないので、他の社員の人に聞く機会を上手く利用するのもありです。

優良企業とは:働き方の柔軟性がある

柔軟な働き方ができるかもストレスと関係して大事になります。

特にリモートワークやフレックスタイムなどはかなり仕事の効率を上げることができます。

社員の方に質問するときは、具体的にどのような業務をリモートワークで行っているかなどを聞いてみると良いでしょう。

優良企業とは:年収が高い

お金は重視しないと言ってもある程度の金額は必要ですよね。

ちなみに上場企業1,893社の平均年間給与は620万8,000円(中央値608万円)だそうです。

そして、年収は業界ごとに大きく異なるので自分の企業が優良企業かどうかは業界別の年収を比較してみる必要があります。

平均年収についてはこのようなデーターがあります。

業種区分 社数 平均年間給与 平均年齢
水産・農林・鉱業 8社 706.4万円 40.88歳
建設業 124社 728.4万円 43.25歳
製造業 972社 619.8万円 41.34歳
電気・ガス 17社 685.1万円 42.26歳
運輸・情報通信業 226社 619.4万円 39.65歳
卸売業 199社 638.7万円 41.19歳
小売業 82社 474.7万円 38.39歳
金融・保険業 107社 642.3万円 39.88歳
不動産業 37社 723.6万円 39.81歳
サービス業 121社 525.6万円 39.20歳

業種別の年収については上記を参考にしながら、優良企業を絞っていきましょう。

優良企業とは:定着率が高い

入ってすぐに辞めないというのは大事な要素ですね。

もちろん今は長く勤めてればそれでOKと言うわけではありませんが、いずれにしても離職率は低い方が望ましいです。

そして離職率を優良企業の判断材料にする際は、「3年後離職率が業界平均以下かどうか」で判断しなければいけません。

以下に業種別の離職率を載せておくので、気になった企業の離職率を四季報などで調べた後に比較をしてください。

優良企業の見つけ方

優良企業の見つけ方
自分なりの優良企業の基準を考えたら、後は色々な企業を見てそれぞれが自分の基準に合致するのか確認すればいいだけです。

とは言っても日本には4万社ほどの企業があるのであいうえお順に全てを見ていくことはできませんよね。

そこで、ここでは優良企業を探す際の流れを紹介します。

まずは、優良企業を探すステップとして下記の方法を紹介しましょう。

  • 学内合説に参加している企業の中から探す
  • SNSや本で「隠れ優良企業」を調べる
  • IP Forceの特許数ランキングを見ていく
  • シェアドリサーチのレポート一覧から調べる
  • 新聞の広告欄を見る
  • 上場会社を全部検索していく

学内合説に参加している企業の中から探す

学内合説に来ている企業ということはあなたの学校はその優良企業のターゲット校ということです。

そのため、受けてみたけどターゲット校じゃなかったからすぐに落ちたなんてこともありません。

また、学内合説では一定水準以上の企業が集まっているので、企業選定の手間も一からやるよりは省けます。

ちなみに、20卒の早稲田大学の学内合説には約580社参加していたそうです。

580社も参加してれば、学内合説から企業を探さなくても大丈夫かもね!

優良企業を紹介しているサイトを見る

ネットでは無料で優良企業を調べることができます。

個人的にお勧めなのが、ソチさんの『【就活生必見】BtoBメーカーの隠れ優良企業50社をまとめてみた』です。

他にも優良企業を紹介しているサイトはいくつかあるので比較してみると面白いでしょう。

このサイトでもおすすめの優良企業を紹介してるから見てね!

優良企業の具体的な名前を掲載している本を読む

優良企業を書籍で確実に探したい場合はこちらの本がおすすめです。


優良企業の定義から、優良企業の具体的な名前までまさに優良企業を探している人ぴったりの本です。

知識もつくのでこれを読まずに就活を終えるのは少しもったいないです。

IP Forceの特許数ランキングを見ていく

先ほどもIP Forceは紹介しましたが、いわゆる隠れ優良企業を調べるのであれば、100位くらいから調べると良いです。

実際、100位以降だとこんな感じで大手もあるけど技術に自信がある中小企業も結構出てきます。

割と簡単なのでお勧めです。

シェアドリサーチのレポート一覧から調べる

もう少しコアな調べ方としては、シェアドリサーチが出しているレポートの一覧から企業を調べるということもできます。


こんな感じで一覧になっており、気になった企業はレポートを読むこともできます。

企業研究もまとめてやってしまいたいという人には向いているでしょう。

新聞の広告欄を見る

これは日頃から新聞を読む習慣がある人には、難しくない方法でしょう。

大抵の人は新聞を読む際は、記事を読むでしょうが優良企業を探したいのであればそれでは不十分です。

具体的には新聞に社名だけ広告を載せている企業を具体的に検索することをお勧めします。

はい、続いては企業のスクリーニング方法の案を紹介します。

自分が知らない企業を年収で足切り

これは別に年収でなくても一番分かりやすくて優先度の高いもので足切りしてしまえば大丈夫です。

学内合説に着た企業に絞っても1つ1つ精査していたら時間がないのでまずは最低ラインをクリアしているかを確認しましょう。

バフェットコードを使い他企業と比較

バフェットコードでは同業他社と自分で決めた条件を比較することができます。

例えば自動車業界としてホンダ、日産、スバルを比較してみるとこのようになりました。

このような形で自分の気になった隠れ優良企業と同業のリーディングカンパニーを比較してみると良いでしょう。

ちなみに、バフェットコードでは先ほど紹介した財務状況で確認するべき指標を全て確認することができます。

調べた企業をエクセルで管理

最後に自分の調べた情報をエクセルでまとめれば完了です。

エクセルでまとめないと後々大変なことになるのでここはしっかりとやりましょう。

具体的な方法としては以下に1例をご紹介します。↓

このような形で優良企業の候補をまとめた上で、スコア化をします。↓

最後に合計得点をまとめれば、自分だけの優良企業リスト兼志望順位表が完成します。↓

補足:自分で優良企業を探すのが面倒なら…

もう自分の手を動かすことも面倒だって方はOfferBoxがおすすめです。

OfferBoxでは自分の情報を登録しておくだけで優良企業からあなた限定のオファーが届きます。

私もOfferBoxで現在の就職先と出会ったのでその有効性は保証できます。

優良企業31選

優良企業31選
それでは具体的な優良企業をご紹介しましょう。

企業情報については、

大部分を
バフェットコード
特徴・離職率・平均年収を
就職四季報2019年版
を基に参照しています。
※検索不可な企業は就職四季報からのみ

優良企業1:ダイセル

特徴:化学事業を核として水ビジネスにも強みがあるためこれからの成長も望める、福利厚生・残業面は要調査のよう(社員口コミ)

自己資本比率  61.0% ROE  9.4%
純利益率  1.7% 3年後離職率  8.1%
年収  769万円 採用人数  10人前後
本社  東京都港区(東京本社) 有給取得日数  12.9日

類似企業としては、カネカ、日本触媒、日本ゼオンが挙げられます。

ダイセルのバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業1:ダイセル

優良企業2:明電舎

特徴:水関連・発電・EVを含む自動車関連部品に強みを持ちアジア進出を強化。今後は半導体事業にも力を入れていく。

自己資本比率  28.9% ROE  10.0%
純利益率  3% 3年後離職率  3.6%
年収  770万円 採用人数  20人前後
本社  東京都品川区大崎 有給取得日数  15.0日

類似企業としては、日立製作所、富士電機、東芝が挙げられます。

明電舎のバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業2:明電舎

最近だとCMでもよく見かけるようになったね!

優良企業3:トーア再保険

特徴:日本唯一の再保険会社。保険会社の保険会社なので絶対になくならず、ノルマもほぼない。社風もかなり穏やか。
2日間のインターンへの参加が原則的に本選考参加の要件だが、インターン自体もそれほど厳しくない。

自己資本比率  不明 ROE  不明
純利益率  4%(不明) 3年後離職率  20.0%
年収  871万円 採用人数  10人前後
本社 東京都千代田区駿河台  有給取得日数  13.5日

類似企業はありません。

優良企業4:日本農薬

特徴:今後、人口激増や食の改革などで間違いなく伸びる食糧分野において圧倒的な技術力を誇る農薬メーカー。
海外にも強い。

自己資本比率  57.6% ROE  4.8%
純利益率 6.5 % 3年後離職率  20→0%
年収  714万円 採用人数  5人前後
本社  東京都中央区京橋  有給取得日数  10.8日

類似企業としては、クミアイ化学工業、北興化学工業、アグロ カネショウが挙げられます。

日本農薬のバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業4:日本農薬

日本農薬については、Youtubeでも5分で程度で紹介されています。



優良企業5:宇部興産

特徴:社会人なら誰でも知っているかもしれない。
化学における最先端の技術力で環境・エネルギー分野に大きく貢献。一般にはセメントが有名。
高い水準の多角的経営を実現。

自己資本比率  45.9% ROE  9.7%
純利益率  3.3% 3年後離職率  4.0%
年収  813万円 採用人数  15人前後
本社 東京都港区(広島勤務も多い)  有給取得日数  13.3日

類似企業としては、昭和電工、東ソー、トクヤマが挙げられます。

宇部興産のバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業5:宇部興産

優良企業6:TDK

特徴:海外生産・売上比率はともに約9割にのぼる磁性材料フェライトを核とした電子部品メーカー

自己資本比率  43.9% ROE  9.6%
純利益率  6.1% 3年後離職率  1.6%
年収  804万円 採用人数  15人前後
本社  東京都港区芝浦 有給取得日数  13.6日

類似企業としては、村田製作所、太陽誘電、アルプスアルパインが挙げられます。

TDKのバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業6:TDK

優良企業7:岩谷産業

特徴:総合エネルギー事業を核としてメーカー機能を持つ独立系商社。
日本初となる商用水素ステーションも開設。まだまだこれからの水素ビジネスをリードできる会社の一つ。

自己資本比率  36.7% ROE  10.9%
純利益率  2.8% 3年後離職率  7.9%
年収  865万円 採用人数  50人前後
本社 東京都港区西新橋  有給取得日数  3.4日

類似企業としては、日本瓦斯、伊藤忠エネクス、シナネンHDが挙げられます。

岩谷産業のバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業7:岩谷産業

優良企業8:信越化学工業

特徴:塩化ビニール生産量世界首位をはじめ多くの事業で世界トップクラス。
高収益企業として非常に有名だが、あまり就活生が選考を受けたという話は聞かない。

自己資本比率  82.8% ROE  12.0%
純利益率  20.3% 3年後離職率  4.5%
年収  843万円 採用人数  10人前後
本社  東京都千代田区大手町 有給取得日数  13.3日

類似企業としては、三菱ケミカルHD、住友化学、三井化学が挙げられます。

信越化学工業のバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業8:信越化学工業

優良企業9:ローム

特徴:特注の半導体製造を強みにするメーカーだがベンチャー気質もある。海外にも挑戦できる会社で製品・人材ともに可能性の幅が広い

自己資本比率  85.1% ROE  6.0%
純利益率  6.1% 3年後離職率  17.9%
年収  738万円 採用人数  40人前後
本社  京都府京都市 有給取得日数  12.0日

類似企業としては、村田製作所、TDK、ルネサスエレクトロニクスが挙げられます。

ロームのバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業9:ローム

優良企業10:日立ハイテクノロジーズ

特徴:日立直系の商社が始まり。経産省選定のグローバルニッチトップ企業100社のうちの1社。遺伝子解析装置の世界シェアはなんと90%のグローバル企業。半導体でも世界首位の商品を持つ

自己資本比率  63.8% ROE  10.9%
純利益率  6.3% 3年後離職率  14.3%
年収  840万円 採用人数  20人前後
本社 東京都港区西新橋  有給取得日数  16.5日

類似企業としては、東京精密、東京エレクトロン、SCREENHDが挙げられます。

日立ハイテクノロジーズのバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業10:日立ハイテクノロジーズ

優良企業11:堀場製作所

特徴:経産省選定のグローバルニッチトップ企業100社のうちの1社。排ガス測定装置で世界の8割のシェアを持つなど世界的に強みがある。

自己資本比率  54.2% ROE  9.1%
純利益率  8.2% 3年後離職率  5.3%
年収  662万円 採用人数  20人前後
本社  京都府京都市 有給取得日数  11.6日

類似企業としては、シスメックス、島津製作所、横河電機が挙げられます。

堀場製作所のバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業11:堀場製作所

優良企業12:ADEKA

特徴:化学品と食品事業が2本柱。今後はライフサイエンスや環境事業にも力を入れるなど非常に幅が広い。海外売上比率も47%と比較的高い。

自己資本比率  51.8% ROE  8.2%
純利益率  4.7% 3年後離職率  5.0%
年収  697万円 採用人数  10人前後
本社  東京都荒川区東尾久 有給取得日数  10.1日

類似企業としては、カネカ、日油、三洋化成工業が挙げられます。

ADEKAのバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業12:ADEKA

優良企業13:SMC

特徴:空圧制御機で世界トップシェア。自動車や家電の自動化に必須な存在。新興国にも進出している。

自己資本比率  89.3% ROE  10.4%
純利益率  20.2% 3年後離職率  2.8%
年収  743万円 採用人数  30人前後
本社 東京都千代田区外神田  有給取得日数  13.1日

類似企業としては、キーエンス、ファナック、THKが挙げられます。

SMCのバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業13:SMC

優良企業14:NOK

特徴:総合機能部品メーカとして、オイルシールのシェアは国内7割・世界5割。また、iPhone向けの基盤も世界首位。

自己資本比率  55.9% ROE  0.8%
純利益率  0.5% 3年後離職率  8.9%
年収  716万円 採用人数  20人前後
本社 港区三田  有給取得日数  13.5日

類似企業としては、住友電気工業、ジェイテクト、イーグル工業が挙げられます。

NOKのバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業14:NOK

優良企業15:クレハ

特徴:クレラップで有名だが、実はリチウムイオン電池部材や医薬品も手掛けるなど事業の幅が広い。

自己資本比率  66.4% ROE  7.9%
純利益率  15.3% 3年後離職率  2.4%
年収  676万円 採用人数  5人前後
本社 東京都中央区日本橋  有給取得日数  14.5日

類似企業としては、日産化学、東亜合成、日本曹達が挙げられます。

クレハのバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業15:クレハ

優良企業16:図研

特徴:プリント基板のCAD/CAMは世界首位級でマイクロソフトも設計管理ソフトを採用。無借金経営。

自己資本比率  70% ROE  6.1%
純利益率  8% 3年後離職率  NA
年収  694万円 採用人数  5人前後
本社  神奈川県横浜市 有給取得日数  10.2日

類似企業としては、アルゴグラフィックス、ジーダットが挙げられます。

図研のバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業16:図研

優良企業17:ダイフク

特徴:マテリアルハンドリング(=マテハン)業界世界最大手で海外売上高比率は67%。国内のライバルは豊田自動織機。

自己資本比率  56.1% ROE  17.5%
純利益率  6.5% 3年後離職率  7.0%
年収  757万円 採用人数  20人前後
本社  大阪府大阪市 有給取得日数  10.4日

類似企業としては、豊田自動織機、椿本チエイン、トーヨーカネツが挙げられます。

ダイフクのバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業17:ダイフク

優良企業18:サトーホールディングス

特徴:バーコード、プリンタなど自動認識システムで世界トップクラス。海外売上比率も40%弱。英顔料メーカーを買収し新中核事業の育成を目指す。

自己資本比率  51.6% ROE  6.7%
純利益率  4.3% 3年後離職率  20%
年収  764万円 採用人数  20人前後
本社 東京都目黒区下目黒  有給取得日数  10.1日

類似企業としては、東芝テック、フジシールインターナショナルが挙げられます。

サトーホールディングスのバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業18:サトーホールディングス

こちらはYoutubeでも詳細を確認できます。



優良企業19:DIC

特徴:インキメーカーをとして世界首位で海外売上比率は6割強だが売上の5割はファインケミカルや高機能顔料。M&Aにも積極的。

自己資本比率  8.2% ROE  35.7%
純利益率  3% 3年後離職率  8.8%
年収  774万円 採用人数  10人前後
本社  東京都中央区日本橋 有給取得日数  12.0日

類似企業としては、東洋インキSCHD、サカタインクス、T&K TOKAが挙げられます。

DICのバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業19:DIC

優良企業20:大陽日酸

特徴:産業ガス国内首位で海外展開にも積極的。健康経営優良法人2019 ~ホワイト500~ に認定されただけあって、社風に惹かれて入社する人が多い模様。

自己資本比率  23.9% ROE  9.7%
純利益率  6.4% 3年後離職率  4.5%
年収  897万円 採用人数  10人前後
本社  東京都品川区小山 有給取得日数  10.8日

類似企業としては、エアウォーター、岩谷産業、高圧ガス工業が挙げられます。

大陽日酸のバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業20:大陽日酸

優良企業21:リオン

特徴:補聴器でシェアトップなだけでなく環境事業など4事業を展開しているニッチ企業。

自己資本比率  74.5% ROE  8.0%
営業利益率  11.6% 3年後離職率  数%
年収  740万円 採用人数  20人前後
本社  東京都国分寺市 有給取得日数  11.4日

類似企業としては、横川電機、フクダ電子、小野測器が挙げられます。

リオンのバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業21:リオン

リオンの情報はYoutubeでも確認できます。



優良企業22:東洋インキSCホールディングス

特徴:インキを軸に多角的な分野を支えるニッチだがシェアトップ企業。

自己資本比率  58.7% ROE  4.2%
営業利益率  5.2% 3年後離職率  1.9%
年収  740万円 採用人数  50人前後
本社  東京都中央区京橋 有給取得日数  11.1日

類似企業としては、横川電機、フクダ電子、小野測器が挙げられます。

東洋インキSCホールディングスのバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業22:東洋インキSCホールディングス

東洋インキSCホールディングスの情報はYoutubeでも確認できます。



優良企業23:トーカロ

特徴:熱射技術で幅広い産業を支えるニッチだがシェアトップ企業。

自己資本比率  65.9% ROE  10.9%
営業利益率  17.3% 3年後離職率  不明
年収  725万円 採用人数  20人前後
本社  神戸市中央区 有給取得日数 不明

類似企業としては、モリテックスチール、オーネックスが挙げられます。

トーカロのバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業23:トーカロ

トーカロの情報はYoutubeでも確認できます。


優良企業24:沖電気工業

特徴:旧電電ファミリー。初の国産電話機と生産開始して以降一般企業も含め幅広く情報通信技術とメカトロニクス事業を展開。

自己資本比率  28.5% ROE  13.3%
営業利益率  3.7% 3年後離職率  不明
年収  703万円 採用人数  30人前後
本社  東京都港区虎ノ門 有給取得日数 不明

類似企業としては、三菱電機、富士通が挙げられます。

沖電気工業のバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業24:沖電気工業

沖電気工業の情報はYoutubeでも確認できます。



優良企業25:マルホ

特徴:皮膚系に特化した医薬品メーカーで、国内医療用外用剤(塗り薬)の市場シェアは35%以上。非上場で実質無借金経営。

自己資本比率  84.1% ROE  11.0%
営業利益率  19.4% 3年後離職率  不明
年収  827万円 採用人数  60人前後
本社  大阪市北区中津 有給取得日数 不明

※マルホは非上場のため、バフェットコードからは検索できません。

マルホの情報はYoutubeでも確認できます。



優良企業26:オルガノ

特徴:超純水装置の開発・製造メーカー。廃液処理などでも高い技術を持ちこれからの水ビジネスを支える1社。

自己資本比率  84.1% ROE  59.9%
営業利益率  7.4% 3年後離職率  13.3%
年収  734万円 採用人数  30人弱
本社  東京都江東区新砂 有給取得日数 9.1日

オルガノのバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業26:オルガノ

オルガノの情報はYoutubeでも確認できます。



優良企業27:巴工業

特徴:機械メーカーと化学品商社という、2つのコアビジネスを展開している。デカンタ型遠心分離機で国内首位。

自己資本比率  74.9% ROE  5.3%
営業利益率  4.8% 3年後離職率  不明
年収  761万円 採用人数  10人強
本社  東京都品川区北品川 有給取得日数 不明

類似企業としては、稲畑産業、月島機械が挙げられます。

巴工業のバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業27:巴工業

優良企業28:横河電機

特徴:工業計測機で国内首位。ニッチトップながら海外売上比率も70%、買収などにも積極的など広がりがある。

自己資本比率  58.4% ROE  5.1%
営業利益率  8.8% 3年後離職率  4.2
年収  863万円 採用人数  50人強
本社  東京都武蔵野市中町 有給取得日数 13.5日

類似企業としては、オムロン、島津製作所、アズビルが挙げられます。

横河電機のバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業28:横河電機

優良企業29:神鋼環境ソリューション

特徴:下水・汚泥処理、食品など有機性廃棄物を、資源として再利用するなど循環型社会構築に精通した総合エンジニアリング企業

自己資本比率  34.4% ROE  9.4%
営業利益率  3.6% 3年後離職率  15.8%
年収  674万円 採用人数  30人強
本社  神戸市中央区脇浜町 有給取得日数 11.5日

類似企業としては、メタウォーター、タクマ、月島機械が挙げられます。

神鋼環境ソリューションのバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業29:神鋼環境ソリューション

優良企業30:住友金属鉱山

特徴:資源採掘・非鉄金属製錬・先端材料をコアビジネスとする企業で特に廃棄物からの有価金属の回収技術は日本トップクラス

自己資本比率  58.3% ROE  6.0%
純利益率  6.9% 3年後離職率  7.1%
年収  818万円 採用人数  30人前後
本社  東京都港区新橋 有給取得日数 17.8日

類似企業としては、三菱マテリアル、三井金属鉱業、DOWAが挙げられます。

住友金属鉱山のバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業30:住友金属鉱山

優良企業31:ナブテスコ

特徴:モーションコントロール技術(モノを精密に動かし止めるテクノロジー)を中核に、世界トップクラスの機械・電子制御技術を駆使し、あらゆる移動・生活空間に安全・安心・快適を提供。グローバルニッチトップ企業の1社。

自己資本比率  54.6% ROE  9.6%
純利益率  7.6% 3年後離職率  7.1%
年収  723万円 採用人数  30人前後
本社 東京都千代田区平河町  有給取得日数 14.1日

類似企業としては、川崎重工業、住友重機械工業、ハーモニック・ドライブ・システムズが挙げられます。

ナブテスコのバフェットコードは、こちらから確認できます。
優良企業31:ナブテスコ

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コラム:企業説明会がなくなったら?

コラム:企業説明会がなくなったら?

優良企業を探す際に、企業説明会(特に学内合説)が有効なのはお伝えしたとおりです。

ですが、21卒のようにコロナウイルスでそもそも外出することが厳しくなったり、考えたくはありませんが大震災などで説明会を開けなくなることも考えられます。

>>東日本大震災時の就活への影響はこちらから確認できます。

その上で、企業説明会がなくなった分の埋め合わせとしては以下の2つの方法に分けて考えることができます。

〇ネットで企業情報を集める
・合説で来ていた企業の情報を検索
・おすすめサイトなどを見る

〇企業に連絡を取って個別の説明会が可能かを聞く
・電話
・メール
・問い合わせページ

自分で積極的に動くことで人事の方への情熱を伝えることもできるので、志望度が高い企業には自分からアクションを起こすのも良いと思います。

優良企業とは:まとめ

それでは今回のテーマの「優良企業の見つけ方と具体的な優良企業の名前」をまとめましょう!

  • 優良企業の定義を決める
  • 自分なりの条件で優良企業をふるい分け
  • 沢山の企業の情報に触れてみる
大隈重信
わしも自分なりの基準を決めて優良企業をさがしてみるかの!

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