今日はこんな疑問に答えていきます。
- 就活で法学部を選んだ理由を答えるポイント
- 私の法学部を選んだ理由の答え方
実際就活をしていると「法学部を選んだ理由」ってそこそこ聞かれます。
でもカッコイイ理由なんて多くの人は持ってないですし、そんな理由があったら民間企業には就職しないで法曹でも目指してますよね笑
そこで今回は、私が実際に就職活動中に法学部を選んだ理由をご紹介します。
就活生の皆さんや就活が気になりだした大学1・2年生は是非参考にして自分なりの法学部の理由を考えてもらえれば嬉しいです!
目次
私の法律の知識
まずは私の法律の知識をご紹介します。
そこでより具体的なイメージを持ってもらえればと思います。
まあ端的に言ったらゴリラレベルの知識しかないです(笑)
ちなみに、これは【本選考】法学部で一般企業に就職する理由をどうするか。なぜ法曹にならない?で記載しているものと同一になります。
興味があればそちらも見てみてください。
- GPAは2.4くらい
- 一般教養を3つ落単するも法律科目は死守
- 宅建の資格は3年生時に取得
- 大学では部活ではなくサークルに所属のため勉強時間は十分にあり
- ゼミはゆるゆるなのでほとんど行かず
一応就活のために宅建は取りました。でも別に資格なんてそれ用に勉強すればいいので頭が良いわけではないです(笑)
こんな感じですので、いわゆる普通の法学部生をイメージしていただければいいと思います!
私が法学部を選んだ理由
私が法学部を選んだ最も大きな理由が、
「受かった学部の中で一番偏差値が高かったから」
でした。
他にも小さな理由としてはこんなこともありました。
- ワンちゃん弁護士になりたい
- 大人しそうで自分向きかもしれない
- 響きがカッコいい
- 就職にも弱くはないらしい
- 法律関係のドラマが流行ってた
この中だったら法律関係のドラマが人気だったことが大きかったかなとは思いますが、いずれにしろ大した理由はありませんでした。
懐かしいですよね~、絶対に続編を匂わせながら終わったのに、もう続編はなさそうですね…
おそらくこれをご覧の皆さんも、私と大して変わらない動機で法学部に入ったのだと思います。
(違ったらごめんなさい…笑)
就活で法学部を選んだ理由を答えるポイント
就活で法学部を選んだ理由を答えるポイントは2つあります。
まず、前提として「法学部を選んだ理由」を聞く質問はあくまで雑談(=アイスブレイク)の範疇に過ぎないと私は考えていました。
なので、別に変に着飾ったり、無理に回答をする必要はないと思います。
その上で、法学部を選んだ理由を答える際は以下の二つを考えてみましょう。
- くだらない理由
- まじめな理由
もちろん、さきほども説明したように法学部を選んだ理由は素直に答えても全く問題ないでしょう。
ただ、せっかく発言の機会があるなら少しでも印象を残したいですし、何より自分が思っていることが本当の理由ではないかもしれません。
そこで「くだらない理由」と「まじめな理由」の2つの面から考え直してみると、なぜ自分が法学部を選んだのかがもう少し分かるようになるかもしれません。
一例としては、このような理由を当てはめてみました。
またその際の効果も以下の通りです。
このように単純に、「法律は社会に出てから役に立つと思ったから」と言うよりもその人の人柄なども分かる上に納得感も出ますよね。
念のためまとめるとこんな感じです。
- 素直に答えて問題なし
- 理由を考え直す意味でも2方向から考える
- まじめな理由
- くだらない理由
実際の面接で法学部を選んだ理由を答えた方法
最後に私が実際に就職活動で法学部を選んだ理由をどのように答えていたかを公開します。
上述のように、私は「何となーくで法学部を選んだ」ので、カッコいい理由を伝えることは嘘をつかない限りできません。
そこで私は下記のように答えていました。
一つはリーガルハイという法律ドラマが好きで、その姿に憧れて法律を勉強しようと思いました!正直これが大きな理由です。
そして2つ目が、法律であれば社会に出てからでも自分の学んだことを生かそうなので、その分法律の学習にも力を入れられそうだなと思ったことです。
すると明らかに、まじめな理由だけ答えていた時と面接官の反応が変わりました。
~以下雑談を数分~
こんな感じで、
- 時間も使える
- 雰囲気も明るくなる
- 自分の人柄も知ってもらえる
など結構バカにならない変化がありました。
もちろん、「社会に出ても役立つと思った~」とかって言っても良かったのですが、どうせ薄っぺらい答えになるのならいっそのこと正直にユーモアを交えることで面接の雰囲気を明るくする方が得策だと考えたのです。
結局、新卒はポテンシャル採用ですし、どれだけ人と上手く付き合っていけるのかが大事になるのかもしれませんね。
社会に出て感じた法学部のメリット
私が社会に出て感じた法学部のメリットは以下の3点です。
- 大体の資格で法律の知識が必要
- 日常生活で法律知識があると役に立つ
- 何だかんだ仕事で法律関係の知識は必要になる
総じて、社会人になってからも法学部で学んだことは生きているので、良かったと思います。
あまり参考にはならないかもしれませんが、こういった意見もあるんだなと思ってもらえれば嬉しいです。
コラム:法律知識の重要性
法学部を選んだ良かった理由に付け加えると、法律の知識自体はこれからの時代より重要になってくるはずです。
実際、『金持ち父さん貧乏父さん』という本では、これからの時代に必要になるファイナンシャルインテリジェンスを以下の4つの要素に分解していました。
- 会計力・・・財務諸表が読める
- 投資力・・・想像力
- 市場の理解・・・需要と供給
- 法律力・・・税への優遇措置、会社によって与えられる保護、ゲームのルール
このように、会計力などに加えて個人レベルでも法律の知識は必要になってきます。
詳しくは『金持ち父さん貧乏父さんのまとめ』で見て欲しいのですが、ここから言えることは法律自体はこれからの世界で生き抜くために必須の知識であるということです。
可能であればここら辺の知識も上手く生かして法学部を選んだ理由を説明してみて下さい!
法学部を選んだ理由:まとめ
それでは本日のテーマ「就活で法学部を選んだ理由を聞かれたら?」をまとめていきましょう!
- あくまでこの質問は雑談
- くだらない理由×まじめな理由
- 素直さも必要