- 合同説明会にキャンセルはいらない
- 合説でもキャンセルが必要な場合も
リクナビなどの合説に予約したものは良いものの、他の企業の個別の説明会が長引いて行けなくなった…
こんな人は多いと思います。
そこで今回は、合説のキャンセル忘れは大丈夫かについて解説します。
ちなみに、合説そのものが良く分からないよ!って方は【22卒】合同説明会ってなに?合説参加のメリットとはから確認できます。
それでは早速合説のキャンセル忘れについて見ていきましょう。
目次
合説のキャンセル忘れは問題なし
結論から言うと、合説のキャンセル忘れは問題ありません。
理由は3つです。
- 数が多すぎていちいちチェックできない
- 人数を把握するもので定員があるものではない
- 主催者は個別の企業ではないので確認できない
それでは具体的になぜ合説のキャンセル忘れが問題にならないか見ていきましょう。
数が多すぎていちいちチェックできない
リクナビなどの合説は、かなりの数の就活生が参加します。
リクナビの公式サイトによると、
2018年3月イベントのべ動員数は20万人以上となっており、軽く見積もっても一つのイベントに数万人が押し寄せていることになります。
ここからは、私の感覚ですが予約をしていても会場に行かない人の割合は5%~10%くらいでしょう。
すると、1つのイベントへの無断キャンセル者は数千人になることもあるでしょう。
そうなると、キャンセル忘れのチェックだけでも面倒ですし、それをデーターとして活用するのも面倒です。
企業側からしても、単体の説明会ではない情報を元に判断するのもメリットがあまりないのでここまでの労力は割かないでしょう。
人数を把握するもので定員があるものではない
そもそも予約には2種類のものがあると考えられます。
- 定員がある予約
- 人数を把握したい予約
このうち定員がある予約については、定員からはじかれてしまった人が来れなくなる分、キャンセル忘れによって売り上げなどが減少してしまいます。
これは逸失利益が生まれるとも言えます。
一方で、人数を把握することがメインの目的の場合は、定員がないためキャンセル忘れをしたとしても売り上げの減少などの被害は起きません。
そして、リクナビなどの合説の予約の目的は明らかに人数を把握するものと言えます。
そのため、無断キャンセルによる被害は基本的には生まれないのでキャンセル忘れも問題ないでしょう。
ちなみに個別の企業の説明会の予約は、定員がある予約と言えるのでキャンセル忘れの場合にはペナルティが与えられます。
主催者は個別の企業ではないので確認できない
個別の企業は基本的には個別の参加者の情報を収集することができません。
なぜなら、リクナビなどの合説の主催者はあくまでナビサイトだからです。
もちろん、重要な情報に限っては個別の企業が閲覧できる場合もあるかもしれません。
ですが、どう考えてもキャンセル忘れをした人の情報などは重要な情報とは言えません。
つい先日もリクナビが企業に就活生のデーターを渡したことで話題になったように、そう簡単に就活生のデーターは渡せません。
そのため、個別企業がキャンセル忘れを確認することはできませんし、する必要性もないのです。
ついでに、企業の人事もかつては就活生だったのでそれほど合説に重きが置かれていないことは十分理解しています。
合説のキャンセル忘れが問題になることも
基本的には、合説のキャンセル忘れは問題になりませんが、2~3社で行う合説の場合には問題になることもないとは言えません。
なぜなら、各企業はそのイベントに対して数十万円の参加費を払い参加しているからです。
リクナビなどの合説の場合はどんなにキャンセル忘れが出ても会場は一杯ですが、小規模の場合はキャンセル忘れが出ると影響を受けることもあるでしょう。
とは言っても、これでもいちいちキャンセル忘れをチェックする可能性は限りなく低いので気にしなくても良いと思います。
合説をキャンセルすることのリスク
合説のキャンセル忘れそのものはそれほど問題はありませんが、合説をキャンセルすることのデメリットは認識するべきでしょう。
合説に行かないことのデメリットは以下のことが考えられます。
- 妥協しがちになる
- 企業との出会いがなくなる
- お金やノベルティが貰えない
それでは以下で簡単に見てきましょう。
妥協しがちになる
まず、就活では甘えようと思えばいくらでも自分に甘えることができます。
そのため、一度予定を崩してしまうと次に迷った時もその予定に行かなくなってしまうことが考えられます。
就活では行動量が非常に重要な要素となるため、合説であっても何も理由がないのに行かないといったことは避けるべきでしょう。
企業との出会いがなくなる
合説では1度に数十社以上の企業が集まります。
そのため、全く興味はなかったけどブースが空いていたから行ってみたら良い企業だったなんてこともよくあります。
さらに、合説であっても優遇があることもありますし、優遇はなくとも一度も説明会に行ってない企業はどうしても志望度の面から選考で不利になりがちです。
そのため、多くの企業に触れ合える合説は重要な機会と言えます。
実際に、私も全く興味がなかったけどたまたま立ち寄った企業で早期選考権をもらい。そこが一番早く内定を貰えました。
内定を獲得することで生まれる自身もあるので、出会いの場として利用するのも良いでしょう。
お金やノベルティが貰えない
これは補足的になりますが、合説に行けば貰えたであろうお金や商品が貰えなくなってしまいます。
就活中はお金に困ることも多いのでこれは地味に捨てて置けません。
実際に、一つの合説で2000円+商品1000分などはザラです。
そのため、行けるのであればバイト感覚でも行く方が損はしません。
合説で折り畳み傘とか鼻セレブのマスクとかもらったこともあるから、行けるなら行こう!
合説のキャンセル忘れ:まとめ
それでは今回のテーマの「合説のキャンセルを忘れたら」をまとめましょう!
- 特に問題はない
- キャンセル忘れに引きずられすぎない
- 合説に行かないのは勿体ないかも