前回は「伝え方が9割」についてレビューしました!
ご興味がある方はこちらをご覧ください。
さて今回は岩瀬大輔「入社1年目の教科書」についてのレビューをしていきたいと思います!
「入社1年目の教科書」を読んだ時、私はこんな感想を持ちました!
- 実践的
- 説得力がある
- ゴミ本ではない
はい、小学生でももっと上手く言えそうですね(笑)
目次
「入社1年目の教科書」を読んで欲しい人
「入社1年目の教科書」を特に読んで欲しい人はこんな人です!
- 入社1年目の社会人
- 伸び悩んでいて基本を振り返りたい社会人
この本は、入社1年目の新卒社会人に向けて書かれた本ですが、基本がしっかり書かれているのでどんな社会人が読んでも自分の根本を振り返ることができる内容になっています。
「入社1年目の教科書」の著者
この本の著者は岩瀬大輔さんです。
本の紹介欄によると、
東京大学法学部在学中に司法試験合格
ボストンコンサルティング
ハーバード経営大学院を日本人4人目となるベイカー・スカラーとして修了
ライフネット生命設立に参画
ダボス会議「ヤンググローバルリーダーズ2010」に選出
内閣府IT戦略本部専門調査会委員
となっていました。
冷静に凄すぎる実績をお持ちの方ですね!
こんな人が書いている本なら、学べることも多そうと思ってしまう著者紹介でした。
「入社1年目の教科書」の基本情報
初版 | 2011年 |
---|---|
出版社 | ダイヤモンド社 |
ページ数 | 240ページ |
所要時間 | 2時間30分 |
難易度 | ⭐⭐ |
就活への効果 | ⭐⭐⭐ |
オススメ度 | ⭐⭐⭐⭐ |
総じて、内容がコンパクトにまとまっているので読みやすい印象でした。
入社1年目の教科書は名前の通り、入社1年目の社員の具体的な指針が書かれているので就活そのものには大きな影響はありませんが、社会人になる人であれば読まないと今後の人生に損になるといっても過言ではない本だと思います。
「入社1年目の教科書」超要約
作者が伝えたいこと
入社1年目は100%の出来ではなくて良いから、少しでも沢山の量をこなして成長しよう。
その際は、社内外の人間と多く会って刺激を受けることがおすすめ。
そして周りも新人ならではのあなたの意見を求めている。
要するに、とにかく挑戦してチャンスを広げよう。
概要
『入社1年目の教科書』は基本的に、「なんでも挑戦していくこと」が念頭に置かれています。
ただ、この本が優れているところは単にそれっぽいことを並べて「挑戦しましょう」と言っているわけではなく、実際に50のテーマに分けて社会人の日常の行動まで視点を落としていることです。
- 質問はメモを見せながら
- 仕事に関係ない人とランチせよ
- 新聞は2紙以上、紙で読め
など分かりやすくかつすぐに実践できる内容になっています。
「入社1年目の教科書」からの学び
私はこの本を読んでこのような学び・思考法を得ました
- なるべく自分のコミュニティー外の人と関わる
- 良い上司は良い部下が作る
- りは人格否定ではなくFB
- ビジネスマンはアスリート
- 貯蓄をし費用は年額で計算
ただ、これって学んだことを学んだこととして終わらせてしまってはダメなんですよね。
そこで今回は具体的に、『入社1年目の教科書』で学んだことをどう行動に移すかも宣言します。
具体的にこの本の学びをどう生かすかを宣言
「なるべく自分のコミュニティー外の人と関わる」
私は実際にこのような行動を取ります。
- 4月はとりあえず社内コミュニティ
- 先輩に聞いてみる
- 5月に必ず再計画
- 可能であれば友人とランチ
最初の月は社内のコミュニティーを確立します。これは入社1年目の教科書でも肯定されていました。
そして正直な所、ランチのイメージがつかないので先輩にどうしているかは聞きつつも本格的な検討は5月にします。
社外とは若干離れますが、他社に努めている友人にもランチの時間で情報共有ができたらと思います。
「良い上司は良い部下が作る」
- まずは褒める
- 違うと思った点は質問
- 指摘する際の表現を研究
- 常に上司から学ぶ姿勢
上司だから当然だろうと思わずに、自分が凄いと思ったことは何でも口に出すことにします。具体的には、1人の上司につき1日1回は褒められるように努力。
このことによって上司も嬉しくなるし、それがどれだけ凄いことでどうやってやっているのかも上司の口から聴けることを期待(笑)
さらに違うと思ったことは、「間違っていることかもしれませんがなぜ~のようにされたのですか?」などと気分を害しないように質問してみる。
ただ、これは言い方が命のところもあるので、表現については要研究。
「叱りは人格否定ではなくFB」
これについては私は毎日日記を書いているのでそこに叱られたこととアクションを記載。
おそらく家に帰ると忘れてしまうと思うので帰りの電車でgoogle keepにメモをすることも徹底。
「ビジネスマンはアスリート」
- 睡眠一時間前からはスマホを使わない
- 三食食べる
- 姿勢の改善
- 体力をつける
ビジネスマンは体が資本とはよく言われるので私も体のケアは入念に行いたいと思います。
より具体的には完全食を上手く活用しながら栄養を調整していきます。
ちなみに、完全食についてはこちらの記事で解説しています。
姿勢の改善・体力の向上については腹筋背筋を10回づつ行うことから試行錯誤していきます。
「貯蓄をし費用は年額で計算」
要するに節約志向を高めるということですが、こちらは以下の2つを実践します。
1,マネーフォワードで徹底管理
具体的には、
- 目標貯金額を設定
- 現金を使わないようにする
- 割り勘についての処理をする
一番大事なのは、1か月の貯金額を先に決めることですが、正直
この方法で自分の資産状況を徹底管理したいと思います。
2,固定で必要なものはなるべくまとめ買い
これについては、まとめ買いをしたことによるメリットとデメリットを比較しようと思います。
まとめ買いについては調べた上で、後日記事にまとめようと思います
この流れで浪費を防ぎます。
「入社1年目の教科書」の感想
全体として50のテーマに分割されており、そのテーマごとに「結論→理由→具体例→結論&具体的アクション」と具体的なアクションまでの導線がしっかりしている。
そのため、理解した上で具体的なアクションまで行動を起こしやすい。
またテーマが細分化されているので、読み終わった後も目次から気になったところだけ読みなおしができるので、読んだ気になって内容を忘れることもない。
とは言っても新卒をターゲットにしているからか、精神論的な部分が重複していることも事実。
もちろん、新卒にとっては下手なハウツーよりもマインドセットの方ががむしろ大事なのかもしれないが、『入社一年目の教科書』がゴミ本と言われるのも分からなくはない。
ただ、この本は各章数ページで構成されているので気に入らなかったら読み飛ばせば良いし、自己啓発本はどれも自分にマッチした部分を取り入れればそれでいいと思っている。
このように考えると無駄に長くて読むのに飽きてくる本よりは、実際に働いている姿をイメージしながら読めるので良書と言える。
入社1年目の教科書:まとめ
それでは今回の「入社1年目の教科書の感想」のまとめをしていきましょう!
- 今すぐ行動に落とせる
- 気になったら上司に聞く
- 社外の人との関わりを増やす
どうだったでしょうか?もし面白そうだなって思った方は実際に読んでもらえたら嬉しいです!
>>入社1年目の教科書
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