前回は「入社一年目の教科書」についてレビューしました!
ご興味がある方はこちらをご覧ください。
さて今回は麻野耕司「THE TEAM 5つの法則」についての要約をしていきたいと思います!
「THE TEAM 5つの法則」を読んだ時、私はこんな感想を持ちました!
- すぐに読める
- 科学的
- 実線にも生かしやすい
はい、小学生でももっと上手く言えそうですね(笑)
目次
「THE TEAM 5つの法則」を読んで欲しい人
「THE TEAM 5つの法則」を特に読んで欲しい人はこんな人です!
- 就活で論理的にチームを率いた経験を語りたい人
- 中間管理職となりマネジメント方法を勉強したい人
まさに僕・私だって思った人も真逆だと思った方もまずはこの記事を読んでみてください!
「THE TEAM 5つの法則」の著者
この本の著者は麻野耕司です。
麻野さんはモチベーションに代表されるリンクアンドモチベーションの取締役でもある方なので、従業員のマネジメントという点での実績には疑いようがないでしょう。
モチベーションクラウドというのは、モチベーションを数値化して従業員のエンゲージメントを高めるソフトのことですが、詳しくは公式HPを見てみると良いと思います。
結構独創的で面白いです笑
「THE TEAM 5つの法則」の基本情報
初版 | 2019年 |
---|---|
出版社 | 幻冬舎 |
ページ数 | 251ページ |
所要時間 | 2時間 |
難易度 | ⭐⭐ |
就活への効果 | ⭐⭐⭐ |
オススメ度 | ⭐⭐⭐⭐ |
直接就活にメリットがあるというわけではなく、論理的に根拠を持った形で今までの経験を語ることができるのでそこまで昇華できればかなりメリットはあるはずです。
「THE TEAM 5つの法則」超要約
作者が伝えたいこと
チーム作りには普遍的に必要な要素がある。
論理的かつ科学的にチームになるために法則を学ぶ事で、一人一人の生産性が劇的に向上する。
概要
チーム作りにはABCDEの5つの法則に則ることが必要となる。
- A=Aim(目標設定)の法則
- B=Boarding(人員選定)の法則
- C=Communication(意思疎通)の法則
- D=Decision(意思決定)の法則
- E=Engagement(共感創造)の法則
これを見るだけでも早速何となく「自分の組織にも生かせそう!」と思えますよね笑
そこで、ここではAimの法則を簡単に箇条書きで紹介します。
A=Aim(目標設定)の法則とは
- グループとチームの違いは共通の目的があるかどうか
- 目標を達成するのが良いチームではなく、目標を適切に設定するのが良いチーム
- 目標には意義目標、成果目標、行動目標の3つがある
⇒目的意識によって思考や注意力が変化するから
Cf.カラーバス効果
Cf.抽象のはしご
⇒チームに合った目標設定が必要
「抽象のはしご」については私が本書を参考に作成してみました!
その他の法則は、実際に本書を手に取ってみて確認してください!
こんなことが分かります。
- エンゲージメントとは
- 心理的安全とは
- 三人寄れば文殊の知恵は正しくない?
- 目標の設定方法
- 退職率が低いのは悪?
「THE TEAM 5つの法則」からの学び
私はこの本を読んでこのような学び・思考法を得ました
- チームは科学できる
- モチベーションを定性的で片づけてはいけない
- 自分のチームに必要な要素を見極める
こんな感じですね。
とにかくまずは、目標設定のところから取り組んでみようと思います。
感想
感想は冒頭でも書きましたが、本当に章立てされていて内容もまとまりがあるのでパパっと読めます。
もちろん章の最後にはまとめもあるので、そのページだけでも何となく理解はできます。
さらには「抽象の窓」や「カラーバス効果」からも分かるように、研究内容を基にしているので信頼性もあります。
そしてその論理的な理論を実際の業務に落とし込むところまで書かれています。
総じて行動まで移しやすいのでチームマネジメントの入門としては、必要十分な本と断言できます。
THE TEAM×要約:まとめ
それでは今回の「THE TEAM5つの法則の要約」のまとめをしていきましょう!
- 就活に役立つ
- ビジネスにも役立つ
- 根拠を持ったチーム作りが必要
どうだったでしょうか?もし面白そうだなって思った方は実際に読んでもらえたら嬉しいです!