

- 目的別のおすすめ就活本8冊
- 就活本を読む順番と時期
- 毎年買い替える年度版の定番3冊
就活本のおすすめを調べると、とにかく冊数を増やしているだけのサイトが多い印象です。それではむしろ迷ってしまい、結局1冊も手に取れなくなってしまいます。
そこでこの記事では、次の基準で8冊に絞って紹介します。
- 具体例が多く、読んだことを実践しやすい
- 時間のない就活生でも読み切りやすい
- 就活のテクニックではなく、社会人になっても使える力が身につく
紹介する8冊は、すべて私が就活生のときに実際に読んだ本です。版や入手のしやすさは2026年11月時点で確かめています。
目次
先に結論|目的別のおすすめ就活本
| 目的 | おすすめの本 |
|---|---|
| 自己分析を深めたい | メモの魔力 |
| 面接官の見ているところを知りたい | 新卒採用基準 |
| GD・ケース面接に強くなりたい | 地頭力を鍛える/フェルミ推定ノート |
| 将来の働き方から企業選びを考えたい | LIFE SHIFT/10年後の仕事図鑑 |
| 就活に疲れたときの息抜き | 何者/ちょっと今から仕事やめてくる |
| Webテスト・企業研究(毎年買い替え) | SPIの問題集/就職四季報/業界地図 |
就活本はいつ・どの順番で読むか
私が就活本を読み始めたのは、インターンが一段落して余裕が出てきた3年の2月ごろでした。そこからでも就活の展開はガラッと変わりましたが、正直「もっと早く読んでおけば良かった」と後悔しました。
これから読むなら、次の順番がおすすめです。
- 夏インターンの前(3年の春〜初夏):自己分析の本(メモの魔力)と、面接官の視点が分かる本(新卒採用基準)
- 夏〜秋のインターン期:GDやケース面接に備えて、フェルミ推定の本
- 秋〜冬、企業を絞る前:将来の働き方を考える本(LIFE SHIFT・10年後の仕事図鑑)
- Webテストと企業研究:年度版の問題集と四季報は、受検・応募の時期に合わせて最新版を
そもそも就活本を読む必要があるのか迷っている人は、就活本は読むべき?おすすめの選び方3基準と実際に役立った使い方を早大生が解説で考え方をまとめています。
自己分析・面接対策におすすめの就活本
おすすめ就活本1冊目:メモの魔力
まずは『メモの魔力』の評価を見ましょう。
| 初版 | 2018年 |
|---|---|
| 出版社 | 幻冬舎 |
| ページ数 | 254ページ |
| 所要時間 | 1時間30分 |
| 難易度 | ⭐ |
| 就活への効果 | ⭐⭐⭐ |
| オススメ度 | ⭐⭐⭐ |
メモの魔力は主にビジネスマンに向けてどう日常のひらめきをメモに残して生かしていくかが題材になっており、就活生には関係ないと思われがちですがそんなことはありません。
非常に就活生が読んでもためになります。
私がここで「メモの魔力」をおすすめの就活本とする理由は3つあります。
- メモは思考を深化させ、創造性を高める
- 1000問もの「自分を知るための問い」を巻末に用意
- 自分を知るための問いは全て著者の前田さんが就活生時代に行ったもの
「自分を知るための問い」の量が多すぎて不安な人もいると思います。
ですが本書では、最初の100問だけでも十分だと書いてあったので挑戦する価値はあるでしょう。
- 幼少期に苦しかった経験は?
- 中学校時代に一番影響を受けた人は?
読むだけならすごく簡単ですが、これを実践するのは固い意志がないとできません。
その意味でオススメ度は⭐3にとどめましたが、PDCAを回せる人が読めば無双できます。
おすすめ就活本2冊目:新卒採用基準 面接官はここを見ている
次にお勧めする就活本は新卒採用基準です。
| 初版 | 2015年 |
|---|---|
| 出版社 | 東洋経済新報社 |
| ページ数 | 373ページ |
| 所要時間 | 3時間00分 |
| 難易度 | ⭐⭐⭐ |
| 就活への効果 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| オススメ度 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
この本はややテクニック的な面も含まれていますが、就職活動において企業の採用官がどのような点に注意して見ているのかが分かるようになっています。
この本によると、採用基準は「人間性」、「仕事力」、「表現力」、「就活スキル」、「+α」の5つであるらしいです。特に就活スキルでは「今の能力」を棚卸する方法が紹介されており参考になると思います!
この本を読めば自己分析を単にするのではなく、面接官視点で回答することができるようになるでしょう。
⚠️ 注意:2015年の本で、紙の本は書店や通販で見つけにくくなっています(2026年11月時点)。Kindle版なら確実に読めます。
GD・ケース面接で役立つ思考力を鍛える就活本
おすすめ就活本3冊目:地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
次にお勧めする就活本は社会生活で必須の思考力を考える本です。
| 初版 | 2007年 |
|---|---|
| 出版社 | 東洋経済新報社 |
| ページ数 | 230ページ |
| 所要時間 | 2時間30分 |
| 難易度 | ⭐⭐⭐⭐ |
| 就活への効果 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| オススメ度 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
AI時代の到来やコピペ族の横行で必要とされる能力が地頭力だと言われています。
この本では、地頭力の本質を、「結論から」(仮説思考力)、「全体から」(フレームワーク思考力)「単純に」(抽象化思考力)考える3つの思考力と捉え、フェルミ推定を利用してどのように3つの思考力を鍛えることができるかについて説明しています!!
「結論から・全体から・単純に」の三拍子はまさに面接やGDでも最重要であると言っても過言ではありません!
この本を読んで他の就活生の一歩先を行った思考を身に付けて頂きたい!!
ちなみに抽象的な表現が多いので、とりあえず基本的な部分をおさらいしたいだけなら次に紹介する就活本もおすすめです。
おすすめ就活本4冊目:現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート
先に紹介した『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』よりはこちらの方が読みやすいです。
| 初版 | 2009年 |
|---|---|
| 出版社 | 東洋経済新報社 |
| 難易度 | ⭐⭐⭐ |
| 就活への効果 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| オススメ度 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
こちらはコンサルタントを目指す方にはケース面接対策の定番として名前が挙がる本です。
ですが私はフェルミ推定はコンサル志望だけでなく全就活生に役立つスキルを育むと考えています。
具体的には、
- 論理的思考
- 概算でも良いから計数的に結果を出す
この2つの思考を育むことができると考えています。よくインターンシップのGDでは事業立案系のテーマがお題になりますが、この際もフェルミ推定を使えるかどうかで天と地との差が出ます。
例えば、「日本にはネクタイが何本あるか?」といった問に対して、日本のサラリーマンの人数と所有率を推測して答えを導くことなどがあります。「電柱が日本に何本あるか?」は聞いたことがあるかもしれませんがそれもフェルミ推定です。
将来の働き方を考えるのにおすすめの就活本
おすすめ就活本5冊目:LIFE SHIFT
続いてのお勧め就活本はこれからの時代の流れを知ることができる『LIFE SHIFT』です。
| 初版 | 2016年 |
|---|---|
| 出版社 | 東洋経済新報社 |
| ページ数 | 428ページ |
| 所要時間 | 4時間00分 |
| 難易度 | ⭐⭐⭐⭐ |
| 就活への効果 | ⭐⭐ |
| オススメ度 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
「終身雇用の崩壊」、「AIによって仕事が代替される」、「人生100年時代」そしてとどめには「2000万円不足問題」とここ数年だけでも環境は大きく変化しています。
それに伴って従来の「教育」・「仕事」・「引退」の三段階のライフステップの維持も難しくなっています。
就活そのものに役立つ方法論を書いた就活本ではありませんが、今まで通りの人生設計を基にした仕事の考え方も変わるベストセラーとなっているので選択肢を絞る前に是非読んでほしい一冊です。
なお、2021年には続編の『LIFE SHIFT2 100年時代の行動戦略』も出ています。1冊目で考え方をつかんだら、具体的にどう動くかを書いた2冊目に進むのもおすすめです。
おすすめ就活本6冊目:10年後の仕事図鑑
| 初版 | 2018年 |
|---|---|
| 出版社 | SBクリエイティブ |
| ページ数 | 256ページ |
| 所要時間 | 1時間30分 |
| 難易度 | ⭐ |
| 就活への効果 | ⭐⭐⭐ |
| オススメ度 | ⭐⭐⭐⭐ |
「AIによって仕事が代替される」とはいうけれど実際どんな仕事はなくなっていくのか。単になくなる仕事や生まれてくる仕事の紹介にとどまらず、堀江貴文さんと落合陽一さんという今を時めく方の考え方がふんだんに盛り込まれた本となっています。
「俺はITを目指すから大丈夫!!」多くの方はプログラマーの未来は明るいと思っていらっしゃるかもしれませんが、実はそうではない。巷に流れる噂ではなく、一度根拠がしっかりした未来図を見てみるのも良いでしょう。
また、2018年の本なので、どの仕事がなくなるかという予測は当時のものとして読んでください。大事なのは個々の予測より、「自分が熱中できる仕事を選ぶ」という考え方のほうです。
就活の息抜きにおすすめの小説
就活をテーマにした小説も、気分転換にぴったりです。
おすすめ就活本7冊目:何者
有村架純さんや佐藤健さんなど豪華俳優陣によって映画化もされた作品ですが、就活生が読んでも単なる面白さだけではなく就活へのモチベーションが上がる一冊となっています。私の場合は就活中に読むのが少し怖かったので2年生時に読んだのですが、どこか遠い世界の他人ごとに感じてしまいました。もし、就活中に読んでいれば架空の人物といえど、共に厳しい就活を頑張る仲間を見つけられた気分になること間違いなし。そういった意味で、少し就活に疲れてしまったり、中々結果が出ない時に電車などで読んでみると良いと思います!
おすすめ就活本8冊目:ちょっと今から仕事やめてくる
この本はブラック企業勤務で自殺を決意した主人公とそれを止めた友人との話し合いのなかで働くとは何なのかを見つめなおすことができるようになっています。
ストーリーそのものも面白いですし、働くことへの意識を高めることができる作品なので、内定先を選ぶ前や、就活に疲れたときに読んでみてください。
毎年買い替える年度版の定番3冊
ここまでの8冊とは別に、毎年新しい版が出る定番の本があります。中身が毎年更新されるので、古い版を譲ってもらうより、自分の受験・応募の年に合った最新版を買うのがおすすめです。
Webテスト対策:史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集
SPIの問題集は、毎年春に新しい版が出ます。2028卒なら「2028最新版」(2026年4月刊)です。Webテストは対策した量がそのまま点数に出やすいので、1冊を繰り返し解くのが近道です。
SPIのボーダーや、テストセンターの結果を使い回した体験はアビームのSPIボーダーは?テストセンターの結果を使いまわして受かった企業・落ちた企業を公開で紹介しています。
企業研究:就職四季報 総合版
企業ごとの採用人数・離職率・初任給・平均年収などを横並びで比べられる、企業研究の定番です。次の「2028-2029年版」は2026年11月25日に発売予定で、予約を受け付けています。2028卒がこれから買うなら、この新しい版がおすすめです。
業界研究:「会社四季報」業界地図
業界ごとに主要企業の関係や規模を図で見られる本です。毎年夏に新しい版が出て、2026年8月に「2027年版」が出ています。知らない業界の全体像をつかむのに向いています。
おすすめの就活本:まとめ
- 自己分析と面接対策は「メモの魔力」「新卒採用基準」
- GD・ケース面接はフェルミ推定の2冊
- 企業を絞る前に「LIFE SHIFT」「10年後の仕事図鑑」
- Webテストと企業研究の本は、毎年最新版を買う
ここで紹介した本は、就活に役立つだけでなく、その後の人生のマイルストーンにもなってくれるはずです。私のように「もっと早く読めば良かった」とならないよう、スキマ時間を使って早めに手に取ってみてください。

本で自己分析を深めたら、その結果を企業に見てもらう場所も作っておくと無駄がありません。
キミスカも併用すると複数経路から逆求人が届く
OfferBoxと並ぶ逆求人サービスがキミスカ。プロフィールを一度登録しておけば、異なる切り口の企業からスカウトが届くため、選考機会の総量が増えます。
就活会議で内定者のESと面接体験記を参考にする
内定者が実際に提出したESや面接の体験記を無料で読めるのが就活会議。OfferBoxで企業からスカウトをもらいつつ、就活会議で選考の実態を把握するのが、受かる準備の基本セットです。
関連する書評記事↓
就職活動でおすすめのグッズについてはこちらの記事で紹介しています。
個別の書評記事はこちら↓









