【22卒向け】本選考が始まる前に読んでほしい就活本を8冊おすすめ!!

おすすめ就活本 本&読書


就活を本格的に始めるけど、就活本のおすすめが知れたら就活強者になれそう!
大隈重信
これだけ読んどけば大丈夫っていう就活本をおすすめして欲しいのう。儂の本はあるかのう…
この記事で分かること
  1. ジャンル別に分けられたおすすめの就活本
  2. おすすめの就活本の役立つポイント

他記事のおすすめ就活本を見ると、とにかくオススメ就活本の量を増やしてるだけの就活サイトが多い印象です。

それではむしろ就活生が混乱してしまって就活本から手が出せなくなってしまう原因になっています。

そこで、本記事で紹介するおすすめの就活本は以下の基準に基づいて8冊に厳選して選びました。

  • 具体例が多く、本で読んだことを実践しやすい
  • 時間のない就活生でも咀嚼しやすく時間がかからない
  • 就活のテクニック論ではなく、社会人でも必要な能力を得られる

もちろん、今回お勧めする就活本8冊は全て私が就活生時代に読んだ本です。

それでは早速おすすめの就活本8冊を見て行きましょう!!

今再注目!!本選考前の企業選びに!!



自己分析におすすめの就活本

おすすめ就活本1冊目:メモの魔力



まずは『メモの魔力』の評価を見ましょう。

  

  

初版 2018年
出版社 幻冬舎
ページ数 254ページ
所要時間 1時間30分
難易度
就活への効果 ⭐⭐⭐
オススメ度 ⭐⭐⭐

メモの魔力は主にビジネスマンに向けてどう日常のひらめきをメモに残して生かしていくかが題材になっており、就活生には関係ないと思われがちですがそんなことはありません。

非常に就活生が読んでもためになります。

私がここで「メモの魔力」をおすすめの就活本とする理由は2つあります。

  • メモは思考を深化させ、創造性を高める
  • 1000問もの「自分を知るための問い」を巻末に用意
  • 自分を知るための問いは全て著者の前田さんが就活生時代に行ったもの

「自分を知るための問い」の量が多すぎて不安な人もいると思います。
ですが本書では、最初の100問だけでも十分だと書いてあったので挑戦する価値はあるでしょう。

「自分を知るための問い」の例
  1. 幼少期に苦しかった経験は?
  2. 中学校時代に一番影響を受けた人は?

読むだけならすごく簡単ですが、これを実践するのは固い意志がないとできません。

その意味で⭐4としましたが、PDCAを回せる人が読めば無双できます。

おすすめ就活本2冊目:新卒採用基準:面接官はここを見ている



次にお勧めする就活本は新卒採用基準です。

  

  

初版 2015年
出版社 東洋経済新報社
ページ数 373ページ
所要時間 3時間00分
難易度 ⭐⭐⭐
就活への効果 ⭐⭐⭐⭐⭐
オススメ度 ⭐⭐⭐⭐⭐

この本はややテクニック的な面も含まれていますが、就職活動において企業の採用官がどのような点に注意して見ているのかが分かるようになっています。

この本によると、採用基準は「人間性」、「仕事力」、「表現力」、「就活スキル」、「+α」の5つであるらしいです。特に就活スキルでは「今の能力」を棚卸する方法が紹介されており参考になると思います!

この本を読めば自己分析を単にするのではなく、面接官視点で回答することができるようになるでしょう。

GDで役立つ思考力を鍛える就活本

おすすめ就活本3冊目:地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」



次にお勧めする就活本は社会生活で必須の思考力を考える本です。

  

  

初版 2007年
出版社 東洋経済新報社
ページ数 230ページ
所要時間 2時間30分
難易度 ⭐⭐⭐⭐
就活への効果 ⭐⭐⭐⭐⭐
オススメ度 ⭐⭐⭐⭐⭐

AI時代の到来やコピペ族の横行で必要とされる能力が地頭力だと言われています。

この本では、地頭力の本質を、「結論から」(仮説思考力)、「全体から」(フレームワーク思考力)「単純に」(抽象化思考力)考える3つの思考力と捉え、フェルミ推定を利用してどのように3つの思考力を鍛えることができるかについて説明しています!!

結論から・全体から・単純に」の三拍子はまさに面接やGDでも最重要であると言っても過言ではありません!
この本を読んで他の就活生の一歩先を行った思考を身に付けて頂きたい!!

ちなみに抽象的な表現が多いので、とりあえず基本的な部分をおさらいしたいだけなら次に紹介する就活本もおすすめです。

おすすめ就活本4冊目:東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート



先に紹介した『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』よりはこちらの方が読みやすいです。

  

  

初版 2007年
出版社 東洋経済新報社
ページ数 230ページ
所要時間 2時間30分
難易度 ⭐⭐⭐⭐
就活への効果 ⭐⭐⭐⭐⭐
オススメ度 ⭐⭐⭐⭐⭐

こちらはコンサルタントを目指す方にはケース面接対策としてもはや鉄板となっている本です。おそらくこれを買わずにコンサルタントになった方はほとんどいないのではないでしょうか。

ですが私はフェルミ推定はコンサル志望だけでなく全就活生に役立つスキルを育むと考えています。
具体的には、

  1. 論理的思考
  2. 概算でも良いから計数的に結果を出す

この2つの思考を育むことができると考えています。よくインターンシップのGDでは事業立案系のテーマがお題になりますが、この際もフェルミ推定を使えるかどうかで天と地との差が出ます。

フェルミ推定とは、簡単に言うと”大まかでも良いけど数字に根拠を持たせて結論を導き出すこと”です
例えば、「日本にはネクタイが何本あるか?」といった問に対して、日本のサラリーマンの人数は所有率を推測して答えを導くことなどがあります。「電柱が日本に何本あるか?」は聞いたことがあるかもしれませんがそれもフェルミ推定です。

将来の世の中を感じてみるのにおすすめ

おすすめ就活本5冊目:LIFE SHIFT



続いてのお勧め就活本はこれからの時代の流れを知ることができる『LIFE SHIFT』です。

  

  

初版 2016年
出版社 東洋経済新報社
ページ数 428ページ
所要時間 4時間00分
難易度 ⭐⭐⭐⭐
就活への効果 ⭐⭐
オススメ度 ⭐⭐⭐⭐⭐

「終身雇用の崩壊」、「AIによって仕事が代替される」、「人生100年時代」そしてとどめには「2000万円不足問題」とここ数年だけでも環境は大きく変化しています。
それに伴って従来の「教育」・「仕事」・「引退」の三段階のライフステップの維持も難しくなっています。

就活そのものに役立つ方法論を書いた就活本ではありませんが、今まで通りの人生設計を基にした仕事の考え方も変わるベストセラーとなっているので選択肢を絞る前に是非読んでほしい一冊です。

おすすめ就活本6冊目:10年後の仕事図鑑


  

  

初版 2018年
出版社 SBクリエイティブ
ページ数 256ページ
所要時間 1時間30分
難易度
就活への効果 ⭐⭐⭐
オススメ度 ⭐⭐⭐⭐

AIによって仕事が代替される」とはいうけれど実際どんな仕事はなくなっていくのか。単になくなる仕事や生まれてくる仕事の紹介にとどまらず、堀江貴文さんと落合陽一さんという今を時めく方の考え方がふんだんに盛り込まれた本となっています。

「俺はITを目指すから大丈夫!!」多くの方はプログラマーの未来は明るいと思っていらっしゃるかもしれませんが、実はそうではない。巷に流れる噂ではなく、一度根拠がしっかりした未来図を見てみるのも良いでしょう。

こちらの本ではかなりの職業ex)銀行員・法律家・公務員・営業職・プログラマーなどがAIによって必要なくなると書かれていますが、それだけをもって就職先から外すのは危険でしょう。この本に書いてありますが要するに自分が熱中できる仕事であれば仮に消えたとしても(おそらく消えない気はするが)次にはより大きな成功が待っていると思います!!

Pick Up:未来を変える会社 2021年度版



本論とはずれますが、この本も就活本としてはかなり優れていると思います。

志望企業選定には劇的な効果を発揮します。

  

  

初版 2019年
出版社 日経HR
ページ数 136ページ
所要時間 1時間00分
難易度
就活への効果 ⭐⭐⭐⭐⭐
オススメ度 ⭐⭐⭐⭐⭐

正社員の場合、年収は自分の仕事or職種というよりも所属している会社や業界に依存します。

例えば人気職種として有名なコンサルタントですが、低い会社では400万円くらいのところもザラにあります。

大企業でも終身雇用が維持できなくなっている中でどんな企業が優良企業と呼べるのかが分かります。

本選考前の企業選びに悩む21卒には必読の書。

息抜きにおすすめの就活本

最後に息抜きをしながら就活を感じることができる本をいくつかご紹介します!!

おすすめ就活本7冊目:何者



有村架純さんや佐藤健さんなど豪華俳優陣によって映画化もされた作品ですが、就活生が読んでも単なる面白さだけではなく就活へのモチベーションが上がる一冊となっています。私の場合は就活中に読むのが少し怖かったので2年生時に読んだのですが、どこか遠い世界の他人ごとに感じてしまいました。もし、就活中に読んでいれば架空の人物といえど、共に厳しい就活を頑張る仲間を見つけられた気分になること間違いなし。そういった意味で、少し就活に疲れてしまったり、中々結果が出ない時に電車などで読んでみると良いと思います!

ちなみに、何者を読んで元気が出た方は、登場人物が大学生になる以前を描いた『何様』という作品もあるので併せて読んでみるといいかもしれません!

おすすめ就活本8冊目:ちょっと今から仕事やめてくる


この本はブラック企業勤務で自殺を決意した主人公とそれを止めた友人との話し合いのなかで働くとは何なのかを見つめなおすことができるようになっています。

ストーリそのものも面白いですし、働くことへの意識を高めることができるという作品になっているので、

おすすめの就活本:まとめ

ここで厳選したおすすめの就活本は、必ず皆さんの就活に役立つのは言うまでもなく、その後の人生のマイルストーンにもなってくれるはずです。

正直私の場合はインターンシップも終わり始めて余裕が出てきた2月頃から本を読み始めましたが、上記の本に関してはもっと早く読んでおけば良かったと後悔しました。ですがそこからでもガラッと私の就活の展開は変わりました。それくらいご紹介した本には素晴らしい力が宿っていると信じています。

皆さんも是非、スキマ時間を使って読んでみてください!!

大隈重信
「人間の価値は読んだ本の質と量で決まる!」って昔の偉い人が言ってたぞ~

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2020年1月11日